
修士課程では、心理学、教育学、社会学、情報学やその周辺諸科学の英知を集め、複眼的に人間理解に努めることのできるカリキュラムを整えました。また、広域的な視点からの追究が必要な人間科学の特性を鑑み、領域をまたいだ研究計画やテーマに臨むための基礎を築く「人間科学の方法」「人間科学合同演習」といった科目を開講。研究指導にあたっては、研究指導教員と副研究指導教員による複数指導制を採用しています。
個体として誕生し、行動様式を学習しながら自我を形成して、やがて社会人として成長していく人間のライフコースが主な研究対象です。人間の行動の発達過程を生命科学の手法を用いて解明し、こころの発達と行動を心理学的に分析。また、学習による人格形成の教育学的研究も行っています。
人間は自己の欲求を充足し、生きる目標を達成するために、他者と関係を取り結んで社会的な生活を送っています。そこに形成される生活世界が集団・組織や文化であり、他者との関係を維持する手段がコミュニケーションです。この領域では社会学、社会心理学を基礎にして、人間の心性と人間が作る集団・組織の構造と機能、それを支えるコミュニケーションの特質を解明します。
教育、福祉、医療界はもちろん、行政機関や企業でも求められる臨床心理士を養成します。地域の心理相談窓口として機能する心理臨床センターでの実習も可能なカリキュラムは、(財)日本臨床心理士資格認定協会から第1種指定大学院として指定されているため、修了後すぐに臨床心理士資格試験を受験することができます。
※研究教育機関として「常磐大学心理臨床センター」を有しています。