国際学部 経営学科

常陸太田市里美地区でのプロジェクト実習活動に経営学科の学生が参加

2016年9月22日(木)・10月15日(土)

9月22日と10月15日に、茨城大学のプロジェクト実習活動の一環として常陸太田市里美地区で行われた稲刈りやかぼちゃの収穫の手伝い活動に、経営学科2年の桝田桃子さんが参加しました。

茨城大学のプロジェクト実習は、人文学部の鈴木敦教授、神田大吾准教授、教育学部の岩佐淳一教授が中心になって運営しているもので、茨城大学の就業力育成支援事業の一環として開講されているPBL(Problem Based Learning)授業です。

プロジェクト実習はA〜Dの4つのカテゴリからなりますが、プロジェクト実習Bの「さとみ・あいチーム」は、常陸太田市里美地区にて大学生目線での各種地域活性化活動農業を通じた地域活性化の活動を行っています。桝田さんは「さとみ・あいチーム」のメンバーとして活動に参加しています。

「さとみ・あいチーム」は、9月22日には、稲作農家である豊田紀雄さんの農地で稲刈りとおだ掛けの作業を手伝いました。また10月15日には、里川カボチャの復活に取り組む里川カボチャ研究会会長の荷見誠さんのご指導のもと、里川カボチャの収穫と里美地区の秋のイベント「かかし祭」に出展するかかしの製作を経験しました。

桝田さんより、プロジェクト実習Bの活動に参加した体験記が寄せられましたので、紹介します。

常陸太田市 稲のおだ掛け 9月22日

経営学科 2年 桝田桃子

今回の訪問は、常陸太田市里美地区の豊田紀雄さんの田んぼで「おだ掛け」の手伝いをするのが主な目的だった。おだ掛けとは、刈り取った稲をまとめて木材で作った柱に掛け、天日干しすることで米の栄養とうま味を増幅させる作業である。当日は生憎の天候になってしまい、雨の中での作業になった。稲が水分を含んで重くなり、足元もぬかるみとても大変な作業だったが、作業の楽しさや達成感を味わうことが出来た。

現在、茨城の名産品と言っていい納豆には深刻な問題がある。それはわら納豆に使用するわらが稲作農家の減少や作業の機械化により不足しているということである。今回のおだ掛けに参加した理由は、地域の人々と協力してわら作りをすることでわら納豆を学生ならではの視点で支援したいと思ってのことだった。

茨城は、全国でもトップクラスの農業地域だ。常磐大学生にも実家や親戚が農家の人がたくさんいるはずである。今日では“若者の農業離れ”、“後継者不足”など若い世代が足りないことで起きる社会問題が広く問われている。今回の訪問で思ったのは、農業離れしていく若者は農作業に触れる機会が少ないから興味を持つことなく離れていってしまうのではということである。

そして、この問題を解決するためにはきっかけを作り、農業の輪が広がらせることが必要だと強く感じた。例えば大学生でも、農業をメインに考えるのではなく自分の学んでいる専攻分野と合わせてアイデアを多方面に展開させていくなどできれば、何かのきっかけを生むことができるのではと思う。私もただ学ぶのではなく、大学で得た知識を多方面に活かせるよう心掛けていきたい。

(当日の行事は「納豆向けのわら作り 常陸太田 大学生ら「おだ掛け」」のタイトルで、『茨城新聞』(2016年10月1日)にも掲載されました)

9月22日 里美地区、豊田さんの水田にて稲刈りと「おだ掛け」の手伝い

10月15日 かぼちゃの収穫とかかしの製作。桝田さん左手に里川カボチャ研究会会長の荷見誠様(帽子の方)。
右手は茨城大学の岩佐淳一教授。