国際学部 経営学科

第8回学内研究会の開催

2016年10月27日(木)

10月27日に第8回目の学内研究会を開催しました。第8回では、国際学部非常勤講師の飯森明子氏が「渋沢栄一と敬三:受け継がれる国際認識とその実業界ネットワーク」というテーマで報告しました。

報告の目的は、実業家・社会事業家渋沢栄一の「国際認識」や実業界ネットワークが、嫡孫の敬三(日銀総裁や蔵相を歴任)にどのように受け継がれ、実際の国際的な活動にどう影響したのか、という点を、特に1920年代から戦後にかけて、栄一も敬三も関わった太平洋問題調査会(IPR)の活動を通して、明らかにしようとするものです。

飯森氏によれば、栄一から敬三に受け継がれたものは二つあります。一つは、豊富な国際社会体験と人脈です。もう一つは、対等な立場から他の文化を尊重し、相互理解の促進を通して貿易と国際社会の発展を図ろうとしていたことです。

報告は、飯森氏のこれまでの研究の過程を顧みるとともに、現在の渋沢研究の動向についてもふれられ、興味深いものでした。飯森氏の今後のさらなる研究の進展が大いに期待されます。


研究会の様子

研究会の様子