イベント

東日本大震災復興フォーラムを開催しました。

2015年12月16日(アドミッションセンター)

東日本大震災復興フォーラム開催
『はじまりはいつでも ー震災当時と5年目の現在を学び、今から自分ができることー』

常磐大学・常磐短期大学・TSSボランティア “TRICOLOR”が主催する『東日本大震災復興フォーラム』が12月13日に開催されました。TSS(Tokiwa Student Staff)は、学生と教職員が協働して大学の活性化を推進する活動。TRICOLORは、そのセクションの一つとして、社会のためにできることを主体的に考えながらボランティア活動を行う団体です。今回のフォーラムは、東日本大震災の記憶を風化させることなく復興支援をさらに前進させること、また、防災意識をさらに高めることなどを目的に開催。会場にはボランティア団体や教育機関の関係者、さらに地方自治体の首長などが訪れ、密度の濃いフォーラムとなりました。

今回は、岩手県陸前高田市観光物産協会副会長で震災語り部としても活動する實吉義正さんが『語り継ぐ あの日・あの時・そして今』というテーマで講演。被災地の厳しい現状を、メディアでは報道されないエピソードを交えながら聴衆に訴えました。続いてNPO法人いわき緊急サポートセンター理事長の前澤由美さんが『3.11後のいわきの子どもたちに笑顔が戻るまで』というテーマで、いわき緊急サポートセンターの活動を中心に紹介。震災ストレスによる保護者の疲弊と、子育て環境改善の重要性を語りかけました。

講演後には、学生によるボランティア活動報告を実施。短期大学幼児教育保育学科2年の鬼澤芽依さんと短期大学幼児教育保育学科2014年度卒業の前田里菜さんが『子ども元気プロジェクト−〈遊び〉を通した復興支援−』、コミュニティ振興学部コミュニティ文化学科2年の根本浩靖さんが『TRICOLOR活動報告−学びのうえのボランティア−』をテーマとし、活動を通して学んだことを発表しました。

東日本大震災の被災者が負った心の傷は深く、目に見える都市整備事業だけでは真の復興は成し得ません。これから必要となる被災地でのボランティアの方向性を知ると同時に、今後、起きるであろう自然災害への対策を講じるためにも、東日本大震災で起きた現実を語り継ぎ、この経験を心に刻む重要性を再認識するフォーラムとなりました。