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第2回東日本大震災復興フォーラムを開催しました。

2016年11月30日(学生支援センター)

第2回東日本大震災復興フォーラム開催
はじまりはいつでも ー5年という年月が、私たちに教えてくれることー

TSSボランティア TRICOLOR(本学学生・教職員団体)が主催する、第2回東日本大震災復興フォーラムが11月27日に開催されました。このフォーラムは東日本大震災の記憶を風化させることなく、「防災・減災」についてともに考えることを目的として、昨年度より開催されています。

講師としてお招きしたのは、實吉義正さん(陸前高田市観光物産協会副会長、震災語り部)と、海老名悠希さん(YKストレスケアオフィス代表、臨床心理士・臨床動作士)。實吉さんは「語り継ぐあの日・あの時・そして今」というタイトルで、災害発生時の状況や困難を極める復興への道のりについて講演。災害による被害を最小限に食い止め、尊い命を守るためには何をするべきかを考えることが大切だと会場に語りかけました。海老名さんは『「もう5年」経つのに「まだ5年」。こころの復興は「ここから5年」ー子育て相談・発達相談の現場からー」というタイトルで、時間経過とともに潜在化する被災者の心理的問題を指摘。「こころの復興」の重要性を訴えました。

講演終了後には、TSSボランティア TRICOLORの活動報告を実施。人間科学部健康栄養学科2年の生田目哲也さんが「勉強会・岩手ボランティアツアー」での経験を、人間科学部心理学科1年の宮城舞子さんが「こども元気プロジェクト」に参加し、被災した子どもたちとの遊びを通して学んだことを発表しました。

東日本大震災の発生から5年が過ぎ、被災地からの情報が減少するなど社会的関心は薄れつつあります。しかし、熊本、鳥取、福島沖と相次いで大規模地震が発生。地震大国日本で生活する私たちにとって、示唆に富んだフォーラムとなりました。

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