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2018年6月11日 総合

心理臨床センター主催、公開講演会を開催しました。

常磐大学心理臨床センター主催 第25回公開講演会
より健康に生きるための、動作法によるストレスマネジメント

常磐大学心理臨床センター主催による第25回公開講演会が、6月3日に開催されました。今回講師としてお招きしたのは、愛知学院大学心身科学部心理学科・心身科学研究科心理学専攻教授で臨床心理士の吉川吉美先生。『より健康に生きるための、動作法によるストレスマネジメント』というタイトルで、ストレス社会に生きる私たちが健康的な生活を営むための「動作法」をレクチャーしていただきました。

ストレスは日常生活の様々な要因から生まれてきます。鬱や自殺者、また社会に適合できない人たちが増加する傾向はストレスに起因するものも少なくありません。それは、加齢による衰えや社会生活への不満など、避けようのない環境が心身に影響を及ぼすことで顕在化します。動作法とはこのように心と不可分である身体を主体的に意識しリラックスさせることで、ストレスを上手にマネジメントする健康法の一つです。吉川先生は、臨床動作学の見地からストレスが身体に及ぼす影響を分析。ストレスがどのように身体に負荷をかけているかを解説し、その背景に潜む緊張感を解きほぐす動作法の有効性を、様々な実例を基に紹介していただきました。

ストレスは解消することが必要だと考えられる場合もありますが、ストレスを解消するために攻撃的な行動に出るなどリスクを伴う場合もあります。また、ストレスは一概に悪いものではなく、向上心や能力を引き出す善玉ストレスもあり、過剰なプレッシャーを強いる悪玉ストレスをいかにマネジメントするかが重要になります。今回の講演会は、カウンセリングを基本としたストレッチなどの身体的リラクセーションが、ストレスをマネジメントするためにいかに有効であるかを知る貴重な機会となりました。

公開講演会

公開講演会