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水戸地方裁判所との連携による「模擬・裁判員裁判」講座を開催しました。

2015年1月15日
(地域連携センター)
(コミュニティ振興学部地域政策学科)

2009年から始まった裁判員制度への理解や論理的なものの考え方などを深めることを目的とし、1月9日、常磐大学の学生を対象に「模擬・裁判員裁判」講座を開催しました。 県内の大学でこのような講座を開催するのは本学が初めてとなり、水戸地方裁判所との連携により、現役裁判官の方々を大学にお招きし、演習形式で行われました。

講座はコミュニティ振興学部地域政策学科や人間科学部現代社会学科など、裁判員制度に興味を持つ約80名の学生が参加。水戸地方裁判所の職員と代表の学生が、裁判官、裁判員、検察官、弁護人などの役になり、強盗致傷罪に関する模擬裁判を実演しました。教室前部に法廷を模した会場をつくり、裁判官役となる学生には法服を着てもらうなど、本番さながらの実演となりました。また、他の学生は、模擬裁判の実演を見た後、裁判官・裁判員役として9名のグループで評議を行い、最後に会場で被告人役に判決を言い渡す体験をしました。

この講座では、水戸地方裁判所の方々から話を伺えたほか、裁判員を経験した一般の方からも体験談を聞く機会があり、充実した内容となりました。講座を受けた学生は、「今まで縁遠かった裁判を身近に感じることができた。これから裁判員に選ばれる可能性もあるので、良い経験になった」「他人の人生を決めなければならないということは、怖いことだと思った。しかし、裁判員経験者の『やってよかった』という声を聞き、選ばれた際はやってみようという気持ちになった」「グループではじめて会った他の学生とも『評議』のなかで論理的な議論を真剣にすることができた」「現役の裁判官の方と意見交換したり、法廷の進行を体験できるなど、普通では得られない貴重な経験ができた」などと振り返りました。

裁判官・裁判員・検察官・弁護人の役となる学生へシナリオ説明

模擬裁判の様子(被告人質問や、証人尋問など)
代表者による模擬裁判を見たのち、9名のグループに分かれ「評議」を実施。