現代社会の成り立ちへの理解を深め、
地域や福祉の現場で活躍できるリーダーをめざします


社会学的な観点から、人間が生きる世界・人々が幸せに生きるための仕組みを学び、現代社会の多様性を探究していきます。
社会で生き抜く力を備え新たな社会を創造することのできる人材、多様な社会の現実とその課題への対応策を考え、福祉社会の実現に向けて豊かな人間性を培い幅広い専門性を身につけた人材を育成します。

学科長メッセージ

安定した公務員採用実績を誇る現社で、「未来の私」を実現させよう

現代社会学科の特徴は、家族や地域など身近なものから地球規模の問題まで、現実社会に直結した幅広い学びができること。そのため入学してから将来の進路を考え、実践キャリア実務士や社会調査士、社会福祉士、中学校・高等学校の教職免許など、さまざまな資格や免許にチャレンジすることができます。また、社会学の学びの中心には、社会調査があります。実社会からデータを集め、データから社会を理解するスキルは、これからの社会を生き抜く力になるでしょう。

水嶋 陽子 教授 専門:家族社会学、社会老年学

水嶋 陽子 教授
水嶋 陽子 教授

水嶋 陽子 教授 専門:家族社会学、社会老年学

取得できる免許・資格

中学校教諭一種免許状
(社会)

教育職員免許状を取得することができます。

高等学校教諭一種
免許状(公民)

教育職員免許状を取得することができます。

社会福祉士国家試験
(受験資格)

日常生活を営むのに支障のある人々の相談にのり、助言や指導を行うための資格です。

社会調査士

【一般社団法人社会調査協会認定資格】社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向等を捉えることのできる能力を認定する資格です。

社会調査実務士

【一般財団法人全国大学実務教育協会認定資格】政策の立案や、企業のマーケティング、商品開発などに欠かせない社会調査の実務に関わる資格です。

社会調査
アシスタント

【一般財団法人全国大学実務教育協会認定資格】政策の立案や、企業のマーケティング、商品開発などに欠かせない社会調査の実務に関わる資格です。

司書教諭

小中高の教員として勤務する者が、学校に設置された図書館で専門的な職務を行うための資格です。

司書

公立図書館などで専門職員として働くための資格。希望により公共図書館での実習も受けられます。

学芸員

博物館等で資料の収集、保管、展示、調査・研究、教育普及活動などを行うための資格です。

社会福祉主事※1

福祉事務所において、福祉サービス利用者の相談に応じるために必要な資格です。

社会教育主事※1

社会教育関係者に対して、専門的・技術的な助言と指導を行うための資格です。

児童指導員※1

児童福祉施設で、生活指導や学習指導、生活上のアドバイスなどを行うために必要な資格です。

実践キャリア実務士

【一般財団法人全国大学実務教育協会認定資格】キャリアデザインやキャリアプランニング、それらに伴う能力開発についての知識・技能を習得し、幅広い知識・技能を活用しながら、チームで課題を解決する能力を身につけます。

※1 公務員試験に合格し、それぞれの施設に採用された場合に有効となる資格です。

めざす進路

行政・司法
・公共サービスの分野
  • 国家公務員
  • 地方公務員行政職
  • 警察官・消防士
  • 家庭裁判所調査官
  • 法務教官
  • 司書
  • 消費生活アドバイザー
企画・経営の分野
  • 銀行・証券会社
  • 保険会社
  • 農業協同組合
  • 生活協同組合
  • 社会福祉法人
  • 医療・福祉関連企業
福祉の分野
  • ソーシャルワーカー
  • 社会福祉協議会職員
  • 福祉事務所相談員
  • 児童相談所相談員
  • 児童自立支援施設職員
  • 児童養護施設生活指導員
  • 児童福祉施設職員
  • 障がい者支援施設職員
  • 高齢者福祉施設職員
医療の分野
  • 医療ソーシャルワーカー
  • 精神保健相談員
  • 医療事務
教育の分野
  • 中学校教諭(社会)
  • 高等学校教諭(公民)
  • 社会教育主事

カリキュラム

1

現代社会を理解するための基礎的な知識と、大学で学ぶうえで必要な調査・報告方法などの基礎を身につけます。

2

1 年次における学びの内容を踏まえたうえで、学科専門科目を通じてより個別的な事項について学びを深めていきます。

3

学科専門科目を通じて、具体的な事項について学び、演習、ゼミでは各自が主体的に諸問題に取り組みます。資格取得に向けた学びも進めます。

4

これまでの3 年間の学びの集大成として、一つの研究成果をまとめあげます。

科目紹介

犯罪社会学

犯罪学は、犯罪の原因や犯罪の状況を分析し、犯罪の対策を含め研究する学問のこと。講義では、犯罪学の基礎から来日外国人犯罪、女性犯罪、交通犯罪、薬物犯罪など、犯罪の現状について解説していく。

国際社会学

現代は国内問題が国際問題となり、国際問題が国内問題になる事態が増えている。講義では、グローバリゼーションは国際社会に何をもたらすのか、比較という視点を重視し、共生に向けた国際社会のあり方を探究する。

児童福祉論

ひとり親家庭の増加や待機児童問題など、子どもや子どものいる家庭をとりまく環境は大きく変化しています。そうした時代に子どものより良い育ちを実現するには、どのような社会の仕組みや支援が必要なのかを学びます。

家族社会学

今まで家族は最小の社会的単位とされてきたが、現在は解体しつつある。高齢化、少子化、シングル化、熟年離婚の増加など、家族に関わる状況は変化している。講義では、現状を捉えながら家族のあり方を考えていく。

地域福祉論 I・II

高齢者、疾病・障がい者、子ども、在住外国人など、さまざまな福祉ニーズを持つ人々が暮らす地域は、問題が発生する場であり、問題を解決する場でもある。人を支える社会資源が、地域でどのように作られていくのかを学ぶ。

スポーツ社会学

スポーツは現代社会にとってどのような意味を持つのか。オリンピック団体あるいは運動会といったスポーツイベントやプロ・アマチュアの各種競技の現状を社会学的に分析していく。

ゼミナール

今年度のテーマは「遊び」身近にあるものを使って、遊びを作る

水口 進 ゼミナール 教授

水口 進 ゼミナール 教授

専門:臨床心理学、障がい児心理学、学校心理学

オランダの歴史家ヨハン・ホイジンガは人間を「遊ぶ人」と名づけました。1560年にピーテル・ブリューゲルが描いた「子どもの遊戯」を見ると、そこには遊びに夢中になっている子どもたちだけでなく、遊びを楽しんでいる大人たちも描かれているように見えます。現代社会学科で社会福祉を学ぶ学生の多くは、将来、福祉の世界で働くことが期待されます。子どもの施設(例えば知的障がい児施設)での「課題」、大人の施設(例えば就労移行施設)での「作業」が主食だとすれば、「遊び」は副食にあたるといえます。おいしい副食があることで主食はますますおいしくなる。水口ゼミで遊びのソムリエをめざし、施設の利用者さんが楽しめる「遊び」づくりに取り組んでみませんか。

現代社会を複眼的に捉える力を、社会調査などの活動を通して身につける

  • 北根 精美 ゼミナール
    教授
    専門:社会調査、情報社会論、異文化コミュニケーション

    地域社会を「多文化」を切り口に観察したら何が見えてくるだろうか。また、「情報化が進展」する中で、自分は何を享受しているのだろうか。現代社会の実践的課題を発見し、情報を収集・分析してエビデンスを作る力をつけましょう。

生活に必要な知識についての理解を深め、対話を通じて社会の課題を知る

  • 宮本 秀樹 ゼミナール
    准教授
    専門:社会福祉学(障害者福祉、外国人労働)

    ゼミナールの軸は、「生活と対話への関心」です。働く、税金、保険や年金、家族、お金など、私たちの身近にあり、生涯を通じて関係する事柄についての基礎的な学習を行います。また、新聞記事等を用いながら、他者との対話を通じて、社会的な課題に関する学びを深めています。

地域社会のさまざまな職場を調査し、自らの働き方・生き方を見つける

  • 長谷川 美貴 ゼミナール
    准教授
    専門:都市社会学、労働社会学、社会階層論、質的調査法

    「働く人たちの安心・安全」をキーワードに、就職の役に立つような知識・情報・ワザを身につけます。店舗やオフィスなどへの現地調査を通じて実社会の雇用情勢を知り、会社や職場が抱える課題や解決策を探ります。

身近な地域を見つめ直し、地理的視点から地域の特性を知る

  • 河野 敬一 ゼミナール
    教授
    専門:人文地理学、歴史地理学

    私たちが毎日過ごしている生活の場である身近な地域を見つめ直し、社会・文化・歴史・生活などさまざまな要素について地理学の視点から地域を理解する方法を学びます。こうして「地域性」を理解することが、地域活性化などの課題に応用することにもつながります。

地域社会の「持続可能性」を、「実地」に学び・考える

  • 小笠原 尚宏 ゼミナール
    助教
    専門:地域社会学、宗教社会学、日本民俗学

    地域社会や家族、仲間との「きずな」や「つながり」が希薄化し、「当たり前」だった社会が困難に直面しています。このゼミでは実際に地域社会に入り、社会調査を通じて「現代社会はいかにして可能となるか?」を考えます。

社会参加による学びの実践と研究で新たな自分を発見!

  • 池田 幸也 ゼミナール
    教授
    専門:教育学(ボランティア学習論)

    本ゼミでは社会へのまなざしを培い、主体的社会的存在となるきっかけを提供します。議論を深め、社会体験学習を取り入れた合宿で自分と社会の距離を再考します。課題を抱えている子どもたちへの学習支援、ホームレスの自立支援にも参加しています。

私のおすすめ授業

現地で生の声を聞くことで、農村地域への理解を深めることができました

「社会調査実習(フィールドワーク)」

農村地域について各自でテーマを決め、現地調査を行う授業です。私は「地域組織」と「近隣関係」をテーマに、12 日間の調査を行いました。実際に生の声を聞いてみると、調査前に想定していた仮説とは異なり驚きました。また、調査から数日たつと気軽に話かけてくれる人が増え、お宅を訪問した際には飲み物やお菓子などをいただき、地域の皆さんの温かさを感じることができました。いろいろな人とお話したおかげで、以前よりもコミュニケーション能力が高くなったように感じます。先生や先輩たちにも協力していただいたおかげで、楽しい実習になりました。

山形 紀和 [3年] 茨城県/日立北高等学校 出身

山形 紀和 [3年]
山形 紀和 [3年]

山形 紀和 [3年] 茨城県/日立北高等学校 出身