Microsoft
Office 98 Macintosh Edition
ThinkPad235の落下・修理中、自宅のMacintoshにMS Office 98をインストールしてあることを思いだして、マック版のパワーポイントを使ってみた。操作はほぼ同じ。一応、メニューの用語はマックライクにしてある。「貼り付け」は「ペースト」、「切り取り」は「カット」という具合である。
自宅のPowerMac7300/166で、Mac OS 8.5にアップデートしてあるので多少きびきび感が増している。しかし、ThinkPad235 (MMX Pentium233でやはり「一世代」前のCPU )と比べて、動作がやや緩慢な印象。やはり、MS OfficeはWindowsで使う方がパフォーマンスが高い。G3 Macだとこのようなことはないのだろうが。Windows98のPowerPoint97でつくった Flush メモリーカード(PC format)でMacのPowerPoint98で読み込み修正できる。また、逆に、Macのパワーポイントのファイルそのまま(ファイル名等いっさい変更なしで)Windows98のパワーポイントでプレゼンテーションすることができた。ファイルの互換性は大丈夫のようだ。ただし、音声ファイル、映像ファイルについてはまだためしていない。
Office 98 Mac EditionのMac OS8.5対応パッチは11月下旬になるようだ。
98/9/4マイクロソフトオフィス98発売。しばらくMacOSにきちんと対応していなかった印象があって、マック版は本当にひさかたぶりという印象。ワード98、エクセル98、パワーポイント98、インターネット関係ではエクスプローラ4.0.1、アウトルックエクスプレス4.0.1その他おまけ的なソフトがパッケージされている。データベースソフトは含まれていない(ファイルメーカがマックでは標準ということか)。
Windows95,98で、ブラウザーとOSは一体である、と主張していたメーカとは思えないほど、マック環境あるいはマックの信奉者に「気を使っている」ように見受けられる点もあって、ちょっとおもしろい。たとえば、インターネットエクスプローラーのインストールは、「当社のインターネット製品もお試しください」という調子である。また、Windows95,98では、ワードを使う場合、ATOKなどの漢字変換ソフトをつかっていると「一部の機能がつかえなくなります、よろしいですか」というようなわざとらしいいかにもマイクロソフトという調子のアラートがでるそうなのだが、マック用のIME98は存在しないのでこれを見ずにすむ。(一部の機能とはなんだろう。このアラートはユーザーにIME98をつかわせるように意図した「あいまいな」情報を呈示しているものでしかないもの?あるいはPL対策が施してある?つまり、IME98自身のことだったりして(全く未確認))
まだ使い込む段階に達していないので正確なコメントにならないが、オフィス98は、私にとってはマックとウインドウズで共通のファイルが使えるソフトが増えたという点で歓迎したいのだが、このこと自体がユーザーの選択の幅をせばめていくことにもなってしまいかねない(実際マック環境での使い勝手がどの程度であるのか、また、「互換性」の程度についてすこしずつ試していきたい。)
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