大学往来 

■大学往来インデックス


2000/09/22(金)見学合宿・旅先通信

20日から二泊三日でゼミの見学合宿にでかけていた。今年は立川の航空医学実験隊(昨年につづき)、平塚のT香料工業、大船近くのMP社を見学した。とりあえず関係者のみなさんには大変お世話になりました。迷惑をかえりみず申し訳ありません。いろいろありがとうございました。見学メモは改めて書くことにします。

いまさらながら、今回初めての「旅先通信」を試みる。(実は試みたのは2度目。一度目はあるソフトの不足であえなく失敗。)今回はVisorとmodem、ICカード式の公衆電話の組み合わせである。Visor本体の赤外線ポートをつかえば、モデムも不要なのだが、Palm OS 3.1では赤外線インターフェースの扱いがなんだかよくわからない。OS3.5では改善されているらしい。

あたりまえながらあっけなく成功した。今回使用したメールソフトのPapi-Mail3はサーバーに残されているメールのヘッダー部分を取り込むのでちょっと時間がかかるがICカードの1度数(10円)で十分。携帯電話では通信費が高そうだし。と、いうわけでこれはなかなかリーズナブルなシステムであると思う。ICカード電話の設置状況に依存しなければならいが。二日目に宿泊した藤沢市のビジネスホテルのロビーには置いてあった。初日は八王子の大学セミナーハウスに宿泊したが、電話をさがす余裕がなかったのでこちらは設置を確認できなかった。

そのうちに、通りかかると自動的にメールチェックしたり、広告やら位置情報やらを受信できるようになるのだろう。

しかし、ここで受けたメールはちょっとほろ苦いメールだった。もう少し考えて返事します。


2000/09/18(月)FLETS開通

やっとこさ夕方にFLETS開通の連絡があった。申し込んだのが8月7日で、「工事」日の連絡があったのが9月2日(土)、「予備工事」とかいうものの連絡が先日あった。申し込んでから一ヶ月以上かかったことになる。

ルータをつかっているので、二三の設定変更で済んだ。ちゃんとflets経由で接続されているかどうか確認したが、電話回線を接続しっぱなしというのは慣れないもので、終了時に「切断」しないとなんとなく心配だ。加入しているプロバイダー(回線問屋という名訳があった)はアサヒネットで、ここはFLETS回線からの接続は無料なので一番安いプランに変更した。料金以外は通信環境には変化なしである。

あさってから見学合宿にでかける。雑誌を見ていたらIC公衆電話機からISDN回線に赤外線で接続できるようになっているそうだ。ICテレホンカードが必要らしいのだが、Visor(Palm)本体のみで済むのは魅力がある。どの程度設置してあるのかわからないが、携帯電話の通話料が高すぎる間は、公衆電話の生きる道かも。いそぎのメールなどほとんどないのだが、この種のサービスはちょっと試してみたくなる。このあたりは単なる電話ごっこということで。


2000/09/17(日)プール

今日は午後からプール。オリンピックのせいか(まさか)、いつもより一生懸命泳いでいるヒトが目立つような。今年の夏から再開したプールだが、だいぶ楽に泳げるようになってきた。しかし、まだそれほど長くは泳げない。半分泳いで、半分歩いて、という練習。水の中というのは独特の感触と抵抗があって、単純な運動なのだが、飽きることがない。

最近の流行なのか「水中エアロビ」教室があって、参加しているのは比較的年輩の方が多いようだ。また水中をただ歩くというのも有効なエアロビ的な運動だということで、歩いているヒトがおおいのだろう。


2000/09/14(水)メール・ドレスコード

見学合宿の日程表などやっと完成。「ゼミ長」B君に郵送。ことしの3年生のメール環境はいまのところ通常のインターネットメールが2名(8名のうち)でちょっと少ない。携帯電話のメールが2名いるので半数ということになる。パソコンも安くなっているしメールに慣れておくとなにかと便利だと思う。

K委員会長のB先生からメール。学内連絡用の「秘密の」サイトを用意してほしい。添付書類を委員の数だけ送信するのはそれなりの負担だろうと思うし、文書のURLを通知すればよいので。学内のネット環境は一応はつながった、という状態でまだまだこれからだ。

ある所から(大学ではありません)ネクタイ着用の要請があった。普段ネクタイをしない私は「ひもおとし」(七五三の方言)な気分である。私が学生の頃、あるすごくえらい先生が、先生になったばかりの若い先生に、服装のことで「授業はきちんとした服装でしなさい」という注意をされたという噂が研究室に流れたことがあった。「学生気分」を戒められたのであろう。ただ、ネクタイをしているからキチンとしているということではない、とは思うのだが。


2000/09/12(火)打ち合わせ

午後からTさんの卒論研究のことで水戸市の盲学校へ。今日は研究実施のお願いとだいたいの日程、調査内容等の説明にうかがう。以前にも一度実験をさせてもらったことがある。校舎など新築された部分があって、だいぶ様子がかわった。さいわい応対してくださった W 先生は学部で心理学を学ばれたということで、いろいろアドバイスをいただくことができてTさんも少し安心した様子だった。

つづいて来週の見学合宿の件で連絡。3年のB君に説明して電話連絡など依頼。見学合宿では見学先との打ち合わせがあり、見学申請書類など「事務処理」がけっこうあるがやむを得ない。今年も初日は八王子の大学セミナーハウスに宿泊するが、今年は「記念館」の方の部屋を予約した。値段は昨年よりも高いが、ゴキブリ騒動はないものと期待している。セミナーハウスは質素でよいのだが、利用申し込みやなにかがもう少し簡略化されるとよいなあ、と思う。

今年の見学合宿は八王子、平塚、大船付近と東京外環をぐるーと一周する。

大学のかえり道、東の空の雲の合間にみごとな「中秋」の月。とりわけ大きく見えた。日本ではススキとおだんごだが、香港(中国)では月餅(げっぺい、漢字はこれでよかったかな?)である。店はげっぺいが山積みで、買っている人が多く目立った。月見だんごとゲッペイの由来はかなり違うようだ。NHKの解説によるとススキは月の神様がおりてくる道しるべということだ。それで月の一部にかかって見えるように飾る。一方ゲッペイの中には卵がはいっているが、(時代を失念)ある時代に独立をはたすための情報をゲッペイに隠して伝達したなごりだという(不確かですんません)。

Palmでサイトの更新について。PDA JapanというサイトにIBM Workpadで日記の更新を実践している方のサイトが紹介してあった。http://hazama.nu/palm/hp_create.html

ただ、いまのところは無理をしている面がある。画像関係は(直接は)扱えない。やはりパソコンで更新するのが楽なのは明らかなのだが、使いやすいソフトができるのは時間の問題かもしれない。未更新の言い訳ができなくなりそう。



 

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