教材再生プロジェクト

フィリピンと日本の学びをつなぐ

教材再生プロジェクトの柱は2つ。
「家や学校で眠っている楽器を集め、フィリピンの子どもたちに活用してもらう」こと、「フィリピンにも豊富にある竹を素材として竹笛をつくるワークショップを実施し、授業などで活用してもらう」ことです。

教材再生 チラシ

まずは常磐大学・短大の全学部にチラシを配布し、役目を終えたリコーダーや鍵盤ハーモニカを提供してもらえるように協力を求めました。

回収した楽器は学生たちが手作業でクリーニングし、再利用できるような状態に戻しました。

クリーニングの様子 パタアン小学校

フィリピンではパタアン小学校とバゴシティ小学校の2つの学校を訪問し、パタアン小学校では集めた楽器を手渡しすることができました。

また、全校児童約200人ほどのパタアン小学校への日本人の訪問は初めてということで、学校全体を上げての歓迎をして迎え入れてくださりました。

パタアン小学校歓迎 説明

バゴシティ小学校では、水戸ユネスコ協会の林会長より教えていただいた、竹を使った笛を作るワークショップを開催しました。

最後には完成した笛を使ってワークショップに参加したみんなで「きらきら星」を演奏しました。

WS 校長先生

音階の出る竹笛は児童のみならず、バゴシティ小学校の校長先生にもとても興味を持っていただけました。