FORMタグからのデータの受信

FORMタグでのデータの渡し方(POSTとGET)

FORMタグでデータを渡す際には、POSTとGETの2つのMETHOD指定ができます。

<FORM METHOD="GET" ACTION="CGIプログラム名">

GETで指定した場合には、環境変数「QUERY_STRING」にデータが代入されます。CGIプログラムからは環境変数の値を参照します。ただし、環境変数に代入する際には文字列の長さに制限があるので注意が必要です。

環境変数とは
プログラムの間でデータを共有するために使われる変数です。

<FORM METHOD="POST" ACTION="CGIプログラム名">

POSTで指定した場合には、CGIプログラムの標準入力にデータが渡されます。つまり、CGIプログラムは標準入力からデータを受け取ります。データの長さが環境変数「CONTENT_LENGTH」に代入されます。こちらは文字列の長さに制限はありません。

標準入力とは
プログラムの持つ普通の入力窓口です。プログラムを実行する際に何から入力するか指定できます。特に指定しない場合はキーボードからの入力になります。

CGIプログラムではこの2つのMETHOD指定を判別してFORMタグからのデータを受け取り、処理を行います。