Perlでは文字列データ、数値データ、リストの3種類のデータを扱うことができます。文字列データまたは数値データをスカラーといいます。
文字列を「"」または「'」で囲んだものです。
「'」で囲んだ場合には、改行に使う「\n」などのメタ文字が通常の文字として出力されます。また、後述の変数も値が参照されずにそのまま変数名が表示されます。
また、半角数字を囲んだ場合は文字列になることに注意してください。
例
"Hello, World!\n", 'Hello, World!\n', "あいうえお", "12345"
実数、整数、少数などを区別なく、数値データとして扱います。数字を「"」で囲んだものは文字列データになるので注意してください。
例
123、123.45
リストは一つ以上のスカラーを「,」で区切って並べ、全体を「( )」で囲んだものです。
例
(1,2,3,"123"), ("あいうえお",1,"abcde")