入力

以前に、print文でデータの表示(出力)を行いました。ここでは、データの入力を扱ってみましょう。STDIN標準入力と呼ばれ、通常はキーボードからの入力を指すことが多いです。CGIで利用する際には、ブラウザーからの入力になります。

標準入力からの入力

<STDIN>
は標準入力から1行読み込んで値を返します。値は行末に改行コード「\n」がつけられます。

例 標準入力からの入力を変数$aに代入

$a=<STDIN>;

改行コードの切り取り(chomp関数)

chomp(引数)

chomp関数は、引数の値の末尾に改行コードがあった場合には、改行コードを切り捨てます。

例 変数$aの改行コードの切り取り

chomp($a);

上記の入力と組み合わせて使う場合には、

chomp($a=<STDIN>);

として使うこともできます。

「Perlを始めよう!」でのキーボードからの入力

「Perlを始めよう!」では、キーボードからの入力を使用する際には、「コマンド」メニューから「DOS窓を使用しない」のチェックを外して、DOS窓を使用する必要があります。

練習問題

  1. 2つの数字を入力して足し算した結果を出力するプログラムを作成せよ。

  2. 姓と名を入力して、半角空白文字でつなげて出力するプログラムを作成せよ。

練習問題の答