CGIの使い方

CGIプログラムの作り方

HTMLを出力するプログラムを作成します。下記の２点を必ず行ってください。

Content-type: text/html などのヘッダを出力

出力結果がHTMLであるということを表すため、最初に「Content-type: text/html\n\n」を出力する必要があります。

print "Content-type: text/html\n\n"; # HTML出力の際のお約束

Perl処理系をサーバーに合わせる

Perl処理系をサーバーの設定に合わせます。常磐大学K棟演習室では以下のとおりです。

#!/usr/local/bin/perl

CGI利用時の注意

サーバーによって、CGIを利用する際の取り決めがあります。例えば、

• CGIプログラムのファイル拡張子は.cgiにする。
• CGIプログラムを置くフォルダが決まっている。

などです。

常磐大学K棟演習室のウェブサーバーでは、ファイル拡張子を.cgiにする取り決めがあります。置くフォルダに関しては自由です。

ヒアドキュメント

HTMLの出力を全てprint文で行うのは記述が大変ですので、Perlのヒアドキュメントと呼ばれる機能を利用すると簡単です。

ヒアドキュメントは、指定した文字列が現れるまでの部分をprint文で出力します。print文で出力する部分が大きい場合に便利です。

print << "文字列";
 ：
 ：
文字列

文字列の指定で「"」と「'」を使い分けることで、print文での出力方法を指定できます。

「Perlを始めよう！」でのひな型

「Perlを始めよう！」の「ひな型」メニューを利用するとHTMLのヘッダーをフッターを出力するためのソースコードが入力できます。ただし、後述のサブルーチンを利用したコードなので、サブルーチンを理解するまでは、「sub」行に続くブロックの中身だけ利用してください。