RSSとは、最近注目されている配信用のデータフォーマットです。
RSSは、
のいずれかの略称です。RSSの仕様のバージョンによって略称が異なっています。
RSSは一般にWebサイトの更新情報を配信するために使われます。RSSを使用することで、ユーザーは個々のWebサイトにアクセスせずに更新情報だけを見ることができます。
RSSを利用しているサイトには、
のようなアイコンや表記によるリンクが貼られています。
下記のリンクをたどって、実際のRSSを見てみましょう。
のアイコンがついているリンクをクリックすると、RSSで配信されている情報が表示されます。 リンクを右クリックしてポップアップメニューから「対象をファイルに保存」を選択して保存します。
- 保存したファイルをテキストエディタで開きます。
XMLで書かれていることがわかります。
RSSファイルは様々な利用をすることが可能ですが、もっとも一般的なのはRSSリーダーを使ってファイルを読むことです。
RSSリーダーの基本的な使い方は、RSSのURLアドレスをリーダーに登録し、表示された更新情報をクリックして元のページを表示するというものです。一般に登録されたRSSを自動的に巡回して更新があったものだけ表示する機能があります。自分で更新チェックのために巡回する必要がなくなります。ブログの多くがRSSに対応しているので、多くのブログをチェックする人は便利です。
いくつか、RSSリーダーを紹介しておきます。
Headline-Reader Lite ver1.00a (Headline-Reader画面)
フリーソフトです。ver2.00からはシェアウェアです。LZH形式をダウンロードして展開して実行します。「追加」ボタンからRSSのURLを追加します。右上に一覧が表示され、クリックすると簡単な内容が右下に表示されます。ダブルクリックでブラウザ表示になります。
glucose (glucose2画面)
フリーソフトです。version2がβテスト中です。
SharpReader (SharpReader画面)
海外のフリーソフトウェアです。
「Tool」メニュー→「Options」→「Font」→「Change Font」で日本語フォント(MSゴシックとか)を指定すると日本語も表示されます。
実行には.net Framework (SP2)のインストールが必要かもしれません。
goo RSSリーダー (ウェブ版gooRSSリーダー画面)
ウェブ版とアプリ版があります。
ウェブ版の利用には、gooIDの登録が必要です。必要項目を入力して登録を行います。登録が終了すると、ブラウザー内にRSSリーダーが表示されます。ウェブ版ではiアプリでの携帯での利用もできます。
Firefox RSSリーダー(Firefox画面)
Firefoxは、RSSリーダーを搭載しているブラウザーです。ブックマークにRSSリーダーの機能があり、ブックマーク中に新着記事が表示されます。また、RSS配信をしているページでは右下にRSSの登録ボタンが表示され、ブックマークできるようになっています。