SEOを意識したHTMLタグの入力方法を紹介します。
基本は、重要なキーワードには重要視されるタグ付けを行うということです。
title要素は、ブラウザーのタイトルバーや「お気に入り」の登録名として表示されます。
検索サイトの検索結果の一行目に表示されるので、検索ユーザーにとって分かりやすく適切なキーワードを使用する必要があります。また、検索エンジンも重要なキーワードとして扱うため、title要素のキーワードの選択には十分配慮する必要があります。
検索結果の表示文字数には制限があり、Googleでは半角21文字、Yahoo!では半角35文字までとなっています。この制限を越えてしまった場合には、タイトル中に現れる区切り文字以降が「…」で表示されてしまいます。したがって、原則21字以内にし、どうしても超えてしまう場合には、区切り文字が前にこないようにする必要があります。
「★、■、◎」などの記号は目立ちますが、検索エンジンにとっては悪影響をおよぼす可能性があるので避けた方が懸命です。
見出しも検索エンジンに重要視されます。見出しに含まれているキーワード、特に番号の小さい見出しに含まれているキーワードは重要であると判断されます。しかし、構成上おかしな見出しのつけ方をしていると、検索エンジンから低い評価をされてしまうので注意してください。
通常、h1要素はページタイトルを表すため一番上に一つ、h2要素以後は、大見出し、見出し、…というように使用します。
文章中に表れるキーワードを強調するのにstrong要素、em要素を使用します。通常、strong要素は太字、em要素は斜体で表示されます。b要素やi要素でも見た目は同じですが、検索エンジンには重要視されないことに注意してください。
a要素も検索エンジンに重要視されます。外部からのリンクだけでなく、内部リンクでもリンクポピュラリティは向上します。a要素に含まれるキーワードに気を配って内部リンクを構成すると良いです。良く見かける「こちら」などのリンクでは、リンクポピュラリティは上がらないので、適切なキーワードを使用しましょう。
メタ情報はページには表示されません。主に検索ロボット対策ということになります。
主なメタ情報は以下の4つです。
文字コード
検索ロボットやブラウザー表示での文字化けを防ぎます。文字コードには、EUC-JP, Shift_JIS, ISO-2022-JP, UTF-8などを指定します。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=文字コード">キーワード
ページのキーワードを指定します。キーワードはカンマで区切って複数指定します。3個から10個くらいが良いでしょう。
<meta name="keywords" contents="キーワード1,キーワード2,…">説明文
ページの説明文を指定します。スニペットとして使用されます。
<meta name="description" content="説明文">検索ロボット向け
検索ロボットに対する指示を指定します。登録の可否(index, noindex)、他のページの登録の可否(follow, nofollow)が指定できます。
<meta name="robot" content="index, follow">