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2019年3月1日 総合

常磐大学教職センターシンポジウムを開催しました

常磐大学・常磐短期大学が主催する常磐大学教職センターシンポジウムが2月23日に開催されました。常磐大学教職センターは、教育現場のニーズに即した実践力のある教員養成を目指し設立された組織で、地域の教育関係諸機関との連携を図りながら、社会に貢献できる教員志願者の養成を目指しています。

今回のテーマは「教職の魅力と学校における働き方改革」。教員を目指す学生たちが、教員に求められる様々な業務の内容とその対応に不安を抱いているという現状を踏まえ、教員の魅力と勤務の状況、学校における働き方改革の今後の見通しについてパネルディスカッションを行い、これからの学校教育を担う教員の養成の在り方について考えることが目的です。

本シンポジウムの主催者である常磐大学・常磐短期大学の冨田信穗学長より「教員を目指す学生に教員の魅力や業務の実態を正しく伝えて理解を得ることが重要である」と開催の趣旨が説明されました。来賓としてお招きした茨城県教育委員会教育長の柴原宏一氏は「教員の魅力を若い方々に伝えると同時に働き方を見直していかなければ教育という仕事を受け入れてもらえなくなる」と危機感を表し、会場に強く訴えました。

パネリストとしてお招きしたのは、教育関連機関や現役教員など地域教育の最前線で活躍する4人の方々。教員の仕事の魅力ややりがい、また業務の実態や改革への取り組みなどを報告し、今後の学校業務の在り方に対してそれぞれの立場から意見を述べました。

パネルディスカッション終了後には再び柴原教育長が登壇し、ご自身が教員時代に経験した生徒との心の触れ合いをエピソードとして紹介。子どもたちの成長を見守り共に成長する教員という仕事の魅力を会場に伝え、シンポジウムを締めくくりました。

パネリスト(発表順)

■岩田 利美 氏/茨城県教育庁 学校教育部 義務教育課 課長
「学校における働き方改革の現状と魅力ある学校づくり」

■佐藤 隆 氏/水戸市立梅が丘小学校 校長
「教職の魅力と活力ある職場づくり」

■篠原 大地 氏/茨城町立青葉中学校 教諭
「教員としての魅力と勤務の実際」

■石﨑 友規/常磐大学人間科学部教育学科 助教
「教職に関する大学生の意識と今後の教員養成の在り方」

常磐大学教職センターシンポジウム