インフォメーション【2020年3月～2017年4月】

2019年度 第1回 茨城社会安全研究会が開催されました

常磐大学社会安全政策研究所を中心とした研究組織として「茨城社会安全研究会」が昨年結成され、今年度第1回目の研究会が7月24日に本学にて開催されました。

この茨城社会安全研究会は、茨城県内における犯罪や災害などの社会安全にかかわる組織・機関が一堂に会し、その相互理解と連携を図ることを目的に結成されたものです。

今回の研究会では、まず、社会安全政策研究所の千手 正治 新所長より研究会についての趣旨説明が行われ、続いて、水府学院の矢野 康之 院長より「少年院の概要について」と題した発表が行われました。

矢野院長からは、少子化などにより入院する少年が減ってきている一方、新少年院法の成立、そして、少年院に入院する少年の特性の変化などにより、職員は24時間体制でより親身に少年に向き合う必要が出てきている。また、問題を抱える少年がいる限り、少年院の重要性は今後も変わらないのでは、などのお話を伺うことができました。

同研究会では、今後も引き続き研究会を定期的に開催し、来年1月にはシンポジウムを開催する予定です。

茨城社会安全研究会参加団体（順不同）

• 茨城県警察本部
• 水戸地方検察庁
• 水戸刑務所
• 水府学院
• 水戸少年鑑別所
• 水戸保護観察所
• 水戸市消防本部
• 茨城県教育庁　高校教育課
• 茨城県教育庁　義務教育課
• 常磐大学社会安全政策研究所

2019年度 第1回 茨城社会安全研究会