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法律行政学科ニュース【2019年~2016年】

2016年10月31日

地方自治・議会シンポジウムの開催~学生と議員との積極的な意見交換が行われました

2016年10月11日に、本学で、「地方自治」や「地方議会」の理解を深めようと、県内で様々活躍する市町村議員(県議会議員経験者含む)3人をゲストスピーカーに招いて、法律行政学科所属予定の吉田勉先生の授業の一環として、シンポジウムを行いました。

自治体行政の最終判断を行う議会議員の役割は重要で、法律や行政を学ぶ学生にとっても、その考え方を実際にお聞きして、意見交換をするというのは非常に意義深いものとなりました。

それぞれ立場、考え方の異なる3議員が、学生の「何でもあり」の質問に答えていただくという、スリリングな展開のなか、進行しました。

学生も十分準備した質問が多く、また、議員の皆さんもわかりやすく、本音で、真剣に答えていただき、充実した授業となりました。このような機会はなかなかないので、学生も満足したようでした。

内容は、県内でも大きな話題となっていて学生の関心も高い「住民投票」のあり方、そして、世間を騒がしている「議員の政務活動費」、そして、「議員の日頃からの活動」など、学生との意見交換が積極的に行われました。

学生からの質問の主なものは次のとおりでした。

  1. 自分の信念と住民投票の結果が相反した場合の考え方
  2. つくば市住民投票における論点の推移
  3. 政務活動費問題はなぜ起きてるのか、皆さんは適正に使われているのか。
  4. 議員の兼職のあり方。議員報酬のあり方。
  5. 議員は誰の意見を聞いて、活動・行動しているのか。誰の代表なのか。
  6. 議会活動以外での時間の過ごし方。などなど。
会場の様子

会場の様子

パネリストと学生

パネリストと学生

茨城新聞 2016年(平成28年)10月12日付 21面 に取り上げられました。