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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2010年12月2日・9日

「キャリア開発論」でJR東日本の人事課長および卒業生社員が講義

12月2日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて東日本旅客鉄道(JR東日本) 総務部人事課長の大川潤一郎氏をお招きし、ご講義していただきました。

JR東日本は、東日本地域で鉄道事業を運営する日本を代表する企業。この日は、大川課長からJR東日本の歴史や組織編制、鉄道・生活サービス・Suicaの3つの業務内容、人事制度、求める人材像について説明していただきました。

誰もが知る有名大企業なだけに、講義後の質疑応答では、指名しきれないくらい多くの学生が挙手。地元路線の状況から将来の事業展開まで、幅広い内容の質問にも丁寧に回答していただきました。

翌週の12月9日には、常磐大学卒業生で入社2~3年の若手社員2人が授業を担当。車掌2年目の石井さんは、正確な運行とお客様の安全やサービスに対する責任感を強く感じながらも、やりがいをもって働いているとのこと。駅業務を経験して現在は車掌見習いという藤井さんは、駅業務は改札から構内放送、みどりの窓口、忘れ物管理まで、幅広い仕事を行いながらも広範囲の客層に触れ合えることがやりがいと語っていただきました。

質疑応答では、「学生時代の経験で役立ったことは?」、「失敗をどう乗り越えた?」、地域に貢献していると実感するのはどんなとき?」といったたくさんの質問にも率直にお答えいただきました。

講義終了後、学生たちは「自分で判断して適切な対応をとることがとても大事だとよく分かった」、「今日のお二人のように、自信を持って就職活動に望みたいと強く感じた」などを感想に記入。それほど年の離れていない2人の"先輩"社員の自信に溢れた語り口や就職活動の経験談を聞いた学生達は、厳しい就職状況でも臆せず自信を持って望むことが大事だということを学んだようです。

キャリア開発論

キャリア開発論