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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2011年1月20日・27日

「キャリア開発論」で富士ゼロックス茨城の総務部長および卒業生社員が講義

1月20日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて富士ゼロックス茨城 総務部長の根本英樹氏をお招きし、ご講義していただきました。

富士ゼロックス茨城は、茨城県全域に富士ゼロックスのコピー機やプリンターなどのOA情報機器を販売する企業。この日は、根本部長から最近の労働事情や「働くこと」の意味、社会で求められる能力とキャリア、そして就職活動における心構えについて説明していただきました。

とくに就職活動については、自己分析や会社分析の取り組み方、履歴書の書き方と面接のポイントなど、ご自身の長年のご経験をもとに詳細に解説。採用担当者の本音を率直に話してくださる根本部長の言葉を、学生たちは真剣なまなざしで聞き入りながら、次々と飛び出す重要なポイントを必死にノートに記録。講演後も、「良い会社」の条件や、上司の役割などについて数多くの質問が出されましたが、丁寧に回答していただきました。

翌週の1月27日は、二人の営業職の常磐大学卒業生が授業を担当。負けず嫌いが自分の強みという佐川さんは法人営業の魅力とやりがいについて、「ゼロックス」の看板に誇りと責任感を感じながら仕事しているという野原さんは、ゼロックスの営業の一日の流れを分かりやすいスライドで説明していただきました。 驚いたことに、二人とも「はじめは営業を希望していなかった」とのこと。二人によれば、法人営業は何よりも「聴くこと」が大事。話を聞く中でお客様の仕事の改善できる点を探して提案するのがゼロックスの営業の醍醐味と熱く語る二人に、学生たちは新たな道が開けたような新鮮な表情を浮かべていました。

講義終了後、学生たちは「二人の話を聞いて、営業という職のイメージが大きく変わった」、「ぜひ富士ゼロックスで働いてみたい」、「今の自分に向いていないと思う職種や業種でも働いてみないとわからないこともあるので、いろいろな会社にチャレンジしたい」などを感想に記入。"営業=話し上手"という固定観念が大きく崩れ、自分の中で営業への関心が大きく広がったことを多くの学生が感じたようです。

キャリアについて講義する根本部長

キャリアについて講義する根本部長

富士ゼロックスの営業について語る佐川さんと野原さん

富士ゼロックスの営業について語る佐川さんと野原さん