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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2012年10月4日

「キャリア開発論」で常陽銀行の常務取締役および卒業生行員が講義

10月4日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行常務取締役の坂本秀雄氏をお招きし、「常陽銀行の事業展開と人材戦略」についてご講義していただきました。

「キャリア開発論」は、経営学科3年生の必修科目であり、企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。 またこの授業は、常陽銀行様の寄付講座であり、開講されて今年で3年目。企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、毎年、受講した学生の満足度が高い科目です。

この日は、坂本常務は、銀行の役割や基本業務、常陽銀行の歴史や経営理念、地域でのポジション、そして職種や具体的な業務内容、求める人材像などについて、詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、キャリア開発・人材育成や常陽銀行の海外業務に関することなど、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に回答していただきました。

翌週の10月11日には、常磐大学卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスを語っていただきました。 茨城に愛着があり人と話すことが好きで常陽銀行に入行した柴崎学さんは、融資に限られない様々な金融サービス業務でお客様の役に立つことができるやりがいについて話していただきました。地域貢献・地域密着の姿勢に親近感を感じて常陽銀行を志望したという太田あゆみさんは、窓口業務のやりがいや将来の目標などを話していただきました。

その後の質疑応答でも多くの学生から質問が出され、お二人とも自身の経験を踏まえた率直な回答をしていただきました。 先輩として学生への細やかなアドバイスまで話していただいた二人の話を聴いて、受講した学生たちは、銀行業の関心を深めながら、これから始まる就職活動への意欲も高めたようです。

銀行の役割について講義する坂本常務

銀行の役割について講義する坂本常務

現在の業務内容を語る卒業生の柴崎さん

現在の業務内容を語る卒業生の柴崎さん