経営学科ニュース【2020年3月～2009年】

「キャリア開発論」で水戸京成百貨店の人事担当者および卒業生社員が講義

10月18日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社水戸京成百貨店 総務部人事担当課長の勝村謙司氏をお招きし、ご講義していただきました。

この日は、1908年から100年を超える歴史を持つ水戸京成百貨店の企業理念・行動指針、組織構成、雇用者状況や人事管理体系などについて説明していただきました。 「お客様の立場で行動できるかどうかがステップアップするうえで重要」と語る勝村課長の話を、学生たちは熱心に聴講。講義後の質疑応答では、他店や他業種との差別化、ターゲット、必要な資格、お客様への姿勢のあり方に関する質問など、学生からの多数の質問に対して、１つ１つ丁寧に回答していただきました。

第2週の10月25日には、常磐大学国際学部の卒業生でもある若手と中堅の社員２人が授業を担当。「色々な経験ができる地元の会社」という理由で水戸京成百貨店を志望した入社8年目の戸祭真徳さんは、リビング課を経て、現在人事担当主任として勤務。今後は他部署でのキャリアを積んで成長していきたいとの目標と、就職活動での志望動機の大切さについて語っていただきました。

入社1年目で、現在リビング課でキッチンを担当している経営学科1期生の遠藤聰太さんは、仕事道具や職場の様々な場面の写真や自分が手掛けたカタログを見せながら、仕事のやりがいを詳しく紹介。「先輩を見習い、上司に信頼されるような売り場の柱になりたい」との目標を語るとともに、就職活動での具体的なアドバイスについて学生に話していただきました。

講義後の質疑応答では、大学の勉強で役に立ったことや、接客のむずかしさを感じたことなど、仕事に関する様々な質問が出され、いずれも率直に回答していただきました。 講義に参加した学生たちは、販売員がバイヤーを兼ねることや外商部の存在など、百貨店の仕事の多面性と面白さを感じることができたようです。

水戸京成百貨店の働き方について講義する勝村課長

現在の業務内容とやりがいを語る戸祭さんと遠藤さん