常磐大学・常磐短期大学ロゴ

経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2012年12月6日

プレゼミナールⅡにて授業研究会を実施

12月6日と13日に、プレゼミナールⅡを研究授業として授業研究会を実施しました。 授業研究会は、実際に行っている授業を素材に他の教員に公開して討議等を行い、教授法を研究し、教授技能の向上を図ることを目的としています。 経営学科では、1年生の必修科目である「プレゼミナールⅡ」を今回の研究授業に選定しました。

プレゼミナールⅡは、大学での学習に必要なアカデミック・スキルである情報収集・文章作成・口頭発表と討論などに習熟することを目的とした科目であり、担当教員全員のチームティーチングによる実習的な授業です(担当教員:樋口恒晴准教授・松原克志教授・渡部茂己教授・粕谷雄二教授)。 この日の授業のテーマは、「小学校における英語教育の是非について」。学生を賛否3つずつのグループに分けた後、各グループが自分たちの主張およびそれに対立する意見を、激論を交えつつ検討していきました。

後日行われた学科教員による討議では、授業を見学した教員たちから、「取り扱ったテーマがよく,肯定・否定の立場を明確にすることで,ディベートや意見の取りまとめの訓練になる」、「学生が作業を進める上で,先輩が作成した資料・模造紙を参考にできる点が非常に良い」、「学生が真剣に,また主体的に取り組んでいる姿に好感が持てた」、「学生参加型の授業を他の授業でも応用したい」など、プレゼミナールⅡで行われている様々な工夫や取り組みに対する感想が述べられました。 また、その他の教員からも「授業内容,資料等の保管,情報共有できる仕組み作りが必要ではないか」、「基礎となる科目(文献引用の仕方等)と他の授業をリンクさせるとよい」、「経営学科の学生間の仲間意識が強化されるのではないか」など、他の授業への相乗効果や学生の意識面での効果などについての提案や意見が出され、学科教員全体による建設的な討議となりました。

経営学科では、これまでも必修授業報告会をセメスターごとに実施してきましたが、今回の授業研究会も活用しながら、各授業の質をより向上させ、教育効果を高めるための組織的な取り組みを進めていく予定です。

授業風景

授業風景

授業風景

授業風景