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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2012年12月7日

「企業倫理」ゲストスピーカー講演と南部塾の研修

「企業倫理」(村山元理教授担当)の授業では、12月に熊谷直幸様(菱幸運輸株式会社会長、南部塾塾長)に来て頂き、社会人としてのあるべき人間像について本年度も講演していただきました。

2012年に創業40周年を迎える同社は、運送会社として無事故無違反で表彰され、経営的にも一度も赤字を出していないことで業界では著名な会社です。その背後には、ぶれることのない徹底した社員教育があり、清廉な社風が構築されています。

今回(2012年12月7日)は4点の人生訓が配布されました。その中で特に"これだけは守れよ 七ヶ条"は常磐の学生のために用意された人生訓です。学生たちは社会人としてのあるべき人間像について深い反省と自覚を促す時間となりました。また立って3通りの礼儀作法も実習しました。

以下、学生の感想の一部を紹介します。 「親への孝行も、それらしいことはあまり実践してこなかったが、親に楽してもらえるように頑張っていきたいと思うようになった。」(経営学科2年生) 「一番実行したいと思ったのは、他人のことをあれこれ愚痴を言わぬことです。他人は変えられないと思うので、人のことを言う前に自分を変えて、改善していきたいと思いました。またトイレ掃除にも自ら進んで挑戦してみようと思いました。」(経営学科3年生) 「熊谷さんのお話を実際に聞いてみて、人間としてのありかたや、人間としての知識などを色々と教わった。その話の中で特に自分のためになったのは、3つの挨拶に関することだった。」(英米語学科4年生)

翌年1月、恒例の南部塾(東京都江戸川区臨海町)でトイレ掃除・礼儀作法・食事作法などの研修会があり、教員一人も含めて14名が参加しました。(6:00-17:30)。本年も多くの学び・気づきがありました。駅前のトイレ掃除はまさにサービス・ラーニングに相当する実践的学習で今回も参加者に大きなインパクトを与えました。以下参加した学生の感想を紹介します。 「私は石鹸とタオルだけでトイレ掃除をやることに最初はものすごく嫌悪感を抱いていました。しかし、いざ掃除を始めてみると自分の掃除している便器をもっときれいにしたいという気持ちがこみ上げてきて、掃除を終える頃には自分の満足いくまで便器を磨くことに夢中になっていました。掃除を終えた時の達成感は今でも忘れません。」(経営学科2年生)

さらに3月10(日)に菱幸運輸株式会社水戸営業所による恒例の大洗磯前神社(茨城県大洗町)でのトイレ掃除研修に経営学科2年の篠原宏太君(常磐大学野球部マネジャー)が教員とともに参加しました。

葛西臨海公園駅の公衆便所で掃除後

葛西臨海公園駅の公衆便所で掃除後

南部塾にて熊谷塾長の講演

南部塾にて熊谷塾長の講演

神社の公衆トイレを掃除する篠原君

神社の公衆トイレを掃除する篠原君

トイレ掃除を終えての記念撮影

トイレ掃除を終えての記念撮影