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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2012年12月13日

「キャリア開発論」で伊勢甚本社の人事課長および若手社員が講義

12月13日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて伊勢甚本社 人事総務部人事課長の田山安彦氏をお招きし、ご講義していただきました。

伊勢甚本社は、江戸時代に創業され288年の歴史をもつ会社で、呉服商から百貨店、スーパーチェーン展開を経て、現在はホテル・ブライダル事業を中心に行っている茨城県内でも有力企業です。この日は、これまでの会社の沿革から、働く目的観の重要性、人事制度、キャリアロード、求める人材像について説明していただきました。 その中で田山課長は、「"何の為に仕事をするのか"が明確になっていれば、入社時の志望とは異なる担当になったときでも、ミスマッチを感じることなく、意欲をもって働き続けることができる」と指摘。就職活動を本格に開始した学生たちは、働く目的意識の重要性を深く考えることができた講義となりました。

翌週の12月20日には、常磐大学卒業生を含む若手社員2人が授業を担当。アジュールひたちなかウエディングヴィラでウエディングプランナーを務める入社5年目の田倉麻美さんは、「形に残らない結婚式を取り仕切ることの責任感と、新郎新婦の笑顔や感動した姿に接することができるこの仕事ができて幸せ」と、ウエディングプランナーのやりがいを語っていただきました。

アジュール鹿嶋ウエディングハウスでウエディングプランナーを務める入社4年目の東小川悟さんは、「結婚式は新婦が主役と思われがちですが、私は新郎が涙を流す結婚式にしたい」と、まだ数が少ない男性プランナーとしての目標を熱く語っていただきました。

その後の質疑応答では、「お客様との話のなかで気を付けていることは?」「印象に残っている結婚式は?」「一番苦労したことは?」など、多くの質問があがりました。 自分のやりたいことを早くから考えて、今では天職のように思える仕事に就いている二人の話を聞いて、学生たちは、自分分析の大切さを深く認識したようです。

伊勢甚本社の事業内容について講義する田山課長

伊勢甚本社の事業内容について講義する田山課長

ウエディングプランナーの仕事のやりがいを語る田倉さんと東小川さん

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