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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2013年10月31日・11月7日

「キャリア開発論」でノーブルホームの人事担当者および若手社員が講義

10月31日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ノーブルホーム 総務人事課課長の大竹祐次氏をお招きし、ご講義していただきました。ノーブルホームは、水戸市に本社を置く創業20年の注文住宅メーカーで、県内に8つの展示場を持ち、順調に成長を遂げている会社です。

この日は、大竹課長より、企業理念、事業内容、職種・組織構成、人事制度・キャリアパス、地域貢献活動などについて説明していただきました。求める人物像については、「仕事のスキルを高めるうえで、“表現力”、“観察力”、“想像力”、“行動力”が重要。とくに採用試験では“表現力”を十分見極めながら行う」と、スキルよりも能力や姿勢の大切さを熱く語る大竹課長。軽妙な語りと、共に採用を担当している人事課の大図郁美さんが話す機会も盛り込みながらの講義を、学生たちは納得しながら聴講していました。

講義後の質疑応答では、ジョブローテーションの仕組みや女性社員の増加の理由、必要な資格の種類、今後の事業展開など、学生からの幅広い質問に対して、1つ1つ分かりやすく回答していただきました。第2週の11月7日の講義では、前の週にもいらっしゃった大竹課長と大図さんに加えて、常磐大学卒業生である新人の鈴木美紀さんが担当。現在インテリアコーディネート課で勤務する鈴木さんからは、ノーブルホームを選んだ理由や研修の内容、仕事のやりがい、今後の目標などを語っていただきました。「充実した研修と上司や先輩の細やかな指導のおかげで1年目でもお客様を担当させていただけること、そして、そのお客様から“ありがとう”と言っていただけたことが最大のやりがいです」と語った鈴木さん。学生たちからは、インテリアコーディネーターとしての勉強量や、仕事で感動したこと・失敗したことなど多数の質問が出され、大竹課長のフォローも入りながら、率直に回答していただきました。

まだ入社1年目とは思えないほどしっかりとした言葉遣いや自信あふれる表情で体験談を語っていただいた鈴木さんを目にした学生たちは、丁寧な社員教育と本人の学ぶ姿勢があれば、新人でも力を発揮して活躍できることを学んだようです。

ノーブルホームの職種について解説する大竹課長

ノーブルホームの職種について解説する大竹課長

現在の仕事のやりがいを語る鈴木さん

現在の仕事のやりがいを語る鈴木さん