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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2013年11月7日

「地域金融システム論」にて常陽史料館を見学

11月7日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」の履修者が常陽史料館を見学しました。「地域金融システム論」は、地域金融の仕組みや機能、現状について学ぶための学科専攻科目であり、水戸信用金庫の寄付講座です。

この日は、茨城県の金融の歴史について深く学ぶために、校外学習として、水戸市備前町にある常陽史料館を見学しました。常陽史料館は、常陽銀行創立60周年を記念し、郷土の歴史や芸術文化、金融経済に関する資料を収集し、公開する目的で平成7年7月に創設されました。館内には、貨幣や銀行に関する資料を展示する「貨幣ギャラリー」のほか、郷土文化や金融に関する図書資料を公開する「史料ライブラリー」などがあります。

チャーターしたバスは、約60名の学生を乗せて大学を午後1時に出発。10分ほどで常陽史料館に到着後、2グループに分かれて館内を見学しました。館内では、学芸員の方が貨幣の歴史など丁寧に説明をしてくださるほか、1億円と千両箱の重さ体験など、興味を引くような展示が数多くあり、時間が過ぎるのを忘れるほど楽しみながらの見学となりました。

見学後、学生からは、「実際に使われていた実物を見ながら、銀行の合併や発展の歴史を見ることができたので、分かりやすかった。」、「銀行の歴史や通貨の歴史を知ることが出来た。昔から現在までのお金をいろいろと見ることが出来たので、感動した。」、「1億円を持ってみたり、千両箱を持ってみたり、とても貴重な経験をしました。」、「幕末の水戸藩のお金があったのには驚きました。」「銀行の歴史や、実物の貨幣、多くの技術的な作品など様々なことが、凝縮された史料館でした。金融に対する関心も高まり、もっといろいろなことを見聞きしたいと思いました。」などの感想が出され、金融への関心をより一層深めることができた見学となりました。

館内での見学の様子

館内での見学の様子