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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2013年11月15日

株式会社ノーブルホームの本社および展示場の見学会を開催

11月15日に、経営学科の3年生27名が、注文住宅事業を展開する株式会社ノーブルホームの宅地分譲地、展示場、そして本社を見学してきました。

今回の見学会は、常磐大学と株式会社ひたちなかテクノセンターが連携協定を結んだ「地域中小企業の人材確保・定着支援事業」の一環として、地域の中小企業への学生の就職を促進するという趣旨で開催されたものです。

この趣旨に賛同した株式会社ノーブルホームのご協力のもと、経営学科の必修専攻科目である「キャリア開発論」を受講している学生のうち、ノーブルホームに興味を持った3年生27名が参加しました。

この日は小雨の降るあいにくの天候でしたが、学生たちはチャーターしたバスに乗って午後1時に大学を出発し、はじめの見学地である宅地分譲地(パレットタウン桜川)で建設中の住宅を見学。まだ土台の基礎工事の段階の住宅から、外壁が取り付けられた状態になっている住宅まで、普段あまり見ることのできない住宅建設のプロセスについて、入社2年目の現場監督の社員の方が、分かりやすく説明してくださいました。

建設中の住宅を見学

建設中の住宅を見学

次の展示場(水戸赤塚展示場)の見学では、完成された注文住宅を見学。注文住宅ならではのおしゃれで高級感の漂う展示住宅の内部にも案内された学生たちは、センスのよいこだわりのある部屋の作りやインテリアに圧倒されながらも、家具や壁紙などについて気がついたことを質問していました。

建設中の住宅を見学

建設中の住宅を見学

住宅展示場内での見学

住宅展示場内での見学

その後本社に移動し、本社内の各部署を順に見学。人事総務課長の大竹祐次様に案内されながら、各部署の仕事内容について、実際にその仕事をしている社員の声を引き出しながら、わかりやすく説明をしていただきました。

さらに、ノーブルホームの経営状況や人材教育の方針を解説していただいたり、就職活動の際に様々な業種を見ていくうえで注意した方がよいことなどのアドバイスも教えていただきました。

会社の内部をはじめて見学する学生たちにとって、見るものや聴くものすべてが新たな情報ばかり。「キャリア開発論」の授業で事前に2回にわたって大竹課長から受けた講義の内容を踏まえて、多くの学生が次々と質問を投げかけていました。

本社での業種比較勉強セミナー

本社での業種比較勉強セミナー

見学後、参加した学生からは「今後の就職に向けての視点、考え方についてより現実的になり、とてもよい刺激になりました。」、「自分の職種に対する知識の浅はかさに気づかされた。1つの業種にとらわれることなく企業研究していこうという気持ちになった。」、「授業で聞く説明では本当のところが分からないが、実際に働いている人を見て本当に雰囲気がいいと感じ、ここで働きたいと思った。」などの感想が集まりました。

12月から就職活動を開始する学生にとって、今回の見学は、業務内容や職場の雰囲気など、実際に企業を訪問することでしか得られない情報が予想以上にたくさんあることを気づかせてくれた良い機会となったようです。