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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2014年10月16日・23日

「キャリア開発論」で水戸京成百貨店の人事担当課長および卒業生社員が講義

10月16日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社水戸京成百貨店 総務部人事担当課長の勝村謙司氏をお招きし、ご講義していただきました。

水戸京成百貨店は、今年創業106周年を迎える歴史ある百貨店。この日は、歴史、企業理念・行動指針、組織構成、雇用者状況や人事管理体系などについて説明していただきました。

「企業理念に沿う方向で成果を上げ期待に応えられる人は、性別や年齢を問わず昇進・昇格していく。多様な社員の力を引き出せるような人事管理を進めている」と語る勝村課長の話を聴いて、学生たちは制度と共に本人の意欲や能力が重要であることを理解。講義後の質疑応答では、他の業態と百貨店の特徴の違い、クレームへの対応のポイント、地域貢献活動、外国人の訪日客増加への対策、面接で重視される点など、学生からの多数の質問に対して、1つ1つ丁寧に回答していただきました。

第2週の10月23日には、常磐大学国際学部の卒業生でもある若手と中堅の社員2人が授業を担当。大学で金融を学びながらも地元の小売業で働くことに魅力を感じて入社を志望したという理由で水戸京成百貨店を志望した戸祭真徳さんは、リビング課を経て、現在人事担当主任として勤務。「地域に貢献する百貨店の一員としてともに成長を目指す人をより多く採用してきたい」と目標を語っていただきました。

入社3年目で、現在リビング課でキッチンと食器・インテリア、さらにイベントスペースを担当している経営学科1期生の遠藤聰太さんは、数少ない売り場の男性社員として大きな期待を受けていることのやりがいを詳しく説明。「今後はバイヤーとしての腕と目利き力を高めていきたい」との目標と、就職活動でのアドバイスを学生に語っていただきました。

講義後の質疑応答では、新人が直面するカベと克服法、接客の仕方のポイント、目指す資格、採用の際のポイントなど様々な質問が出され、いずれも詳しく回答していただきました。

講義に参加した学生たちは、先輩や上司からの期待を受けて仕事を任されることのやりがいと、大学時代から視野を広げることや実践的なスキルを磨くことの大切さを理解したようです。

水戸京成百貨店のストアコンセプトを説明する勝村課長

水戸京成百貨店のストアコンセプトを説明する勝村課長

学生の質問に回答する戸祭さんと遠藤さん

学生の質問に回答する戸祭さんと遠藤さん