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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2014年10月30日・11月6日

「キャリア開発論」で山新の総務部主任および卒業生社員が講義

10月30日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社山新 総務部主任の塩原学氏をお招きし、山新の事業内容、組織編制、人事制度などについてご講義していただきました(一部は総務部の佐藤直子さんが説明されました)。「急成長より継続性」「全国制覇より地域密着」「大きい会社よりいい会社」という明確な経営方針と、それにもかかわらず全国ホームセンター売上高順位が15位と高い事実に、学生たちは驚きとともに納得を感じた様子。講義のあとには、学生から地域密着の具体的な例や、会社の強み、本社と店舗との異動などについて多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

翌週の11月6日には、常磐大学卒業生でもある若手と中堅の2名の社員が授業を担当。入社2年目で、現在自転車売場のサブ担当として勤務している宮田駿さんは、「いかにお客様が求めている条件に合った商品をご提供できるか」を考えながら、自分の創意工夫で売場をつくりあげていることのやりがいや、勤務する店舗を地域に信頼される店へと成長させていきたいとの目標を話していただきました。

入社17年目で、現在、ホームセンター店舗の次長に就任している山崎裕さんは、売場担当者へのアドバイスから、店全体の売場展開計画、折り込みチラシの作製、人員管理、クレーム対応まで多岐にわたる次長の職務内容について、多数の写真を提示しながら具体的に解説。さらに「店長になって、年配者の困りごとを親身に解決してあげられる心の通った店づくりがしたい」という将来の目標を語っていただきました。

講義後の質疑応答では、クレーム対応で気を付けていることや、他店と競争するうえでのメーカーとの交渉、就職活動での自己分析の仕方など多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

二人の先輩社員の講義を聞いて、学生たちは、入社後早くから自分の売場を担当でき、上司のサポートを受けながら自分が思い描く売場作りをしていけることの魅力を感じ取ったようです。

山新の社員教育について講義する塩原主任

山新の社員教育について講義する塩原主任

学生からの質問に答える宮田さんと山崎さん(中央の2名)

学生からの質問に答える宮田さんと山崎さん(中央の2名)