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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2014年12月11日

「地域金融システム論」で水戸信用金庫理事長による特別講義を実施

12月11日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」にて水戸信用金庫理事長の塙由博氏をお招きし、ご講演をしていただきました。

「地域金融システム論」は、水戸信用金庫の寄付講座としてこれまで10年間にわたり開講。財務・会計分野の専攻科目として、地元の金融機関への就職を志望する多くの学生がこれまで受講しています。

この日は水戸信用金庫の塙理事長をお招きし、東日本大震災に伴う水戸信金の支援および取り組み内容、地域活性化および顧客の課題解決に向けた取り組み、会社の使命と責任、社員のモチベーション、アマチュアからプロへの意識転換についてご講演をしていただきました。

講演では、はじめに昨今の茨城県の景況感と大企業の投資行動について触れながら、地域経済を基盤とする水戸信金はお客様と地域社会が元気になるお手伝いをしていく役割があることを述べられました。さらに、会社の使命と責任について、「会社の使命は安定存続して地域と従業員に利益を供与し続けること、すなわち継続することが目的」であり、そのためには社員とその家族の幸せ、協力会社の幸せ、顧客の幸せ、地域社会の幸せ、そして自然に生まれる株主の幸せが大切であると述べられました。

また、学生(アマチュア)から社会人(プロ)になる上で「目的、目標、戦略」の3つを持つことの重要性や、常磐大学卒業生の活躍ぶりなどを語ってくださいました。

社会人として活躍するための条件を教えてもらった学生たちは、これからはじまる就職活動に気を引き締めて臨もうという意識を固めることができたようです。

水戸信金の取り組みについて語る塙理事長

水戸信金の取り組みについて語る塙理事長

社会人への心構えを語る塙理事長

社会人への心構えを語る塙理事長