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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2014年12月11日・18日

「キャリア開発論」でノーブルホームの人事担当者および若手社員が講義

12月11日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ノーブルホーム 総務人事課課長の大竹祐次氏をお招きし、ご講義していただきました。

ノーブルホームは、水戸市に本社を置く創業21年の注文住宅メーカーで、県内に11の展示場を持ち、順調に成長を遂げている会社です。

この日は、大竹課長より、企業理念、事業内容、職種・組織構成、人事制度・キャリアパス、地域貢献活動などについて説明していただきました。求める人物像については、「まずは、素直さや一生懸命、気遣い、配慮、前向きさといった“心”が重要。そのうえで、知識・スキル、正しい考え方を身に付けていってほしい」と、スキルや専門知識よりも“人間力”の大切さを熱く語る大竹課長の話に、学生たちは深く納得した様子でした。

講義後の質疑応答では、職種変更の可能性、現場監督になるまでの経験、研修の内容、地域貢献活動、今後の事業展開、経営理念などの学生からの幅広い質問に対して、1つ1つ分かりやすく回答していただきました。

第2週の12月18日の講義では、前の週にもいらっしゃった大竹課長と大図さんに加えて、常磐大学卒業生である鈴木美紀さんが昨年度に引き続いて担当。現在インテリアコーディネート課で勤務する鈴木さんからは、ノーブルホームを選んだ理由や研修の内容、仕事のやりがい、今後の目標などを語っていただきました。「ビジネスマナーと建築の基礎知識を徹底的に教えていただいたことで、入社して半年くらいからお客様を担当させていただいています。コーディネートを任されているお客様から“ありがとう”と言っていただくことが仕事のやりがいです」と語った鈴木さん。入社予定の経営学科学生から現在の研修の感想も紹介されました。

学生たちからは、インテリアコーディネーターとして大変だったこと、電話応対で気を付けていること、センスの磨き方、学生時代のアルバイト経験で役に立ったことなど多数の質問が出され、大竹課長のフォローも入りながら、率直に回答していただきました。

信頼できるインテリアコーディネーターというだけでなく、人に配慮ができる社会人を目指して充実した日々を過ごしていることを感じさせる鈴木さんを目にした学生たちは、知識やスキルだけでなく、感謝や検挙といった心の態度を身に付けることの重要性を学んだようです。