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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2015年1月14日

マーケティング実習「梅や偕楽園を活用したイベント・商品」の学生による提案報告会を開催

1月14日に、経営学科専攻科目「マーケティング実習」(担当:北根精美教授・村中均准教授)の秋セメスターで実施した「梅や偕楽園を活用したイベント・商品の提案プロジェクト」の報告会を開催しました。

このプロジェクトは、水戸のブランド力向上に欠かせない「梅」や「偕楽園」を、より魅力的なものとし、どのように発信していけばよいかということを課題とし、水戸市関係者に提案することを目的として実施されたものです。

9月からグループワークによる情報収集やディスカッション等を重ね、1月14日の報告会には、水戸市農業技術センター、水戸市観光課、水戸観光協会の方々をゲストとしてお招きしました。

報告会では、5グループから、大きくは「水戸の梅まつり」における体験型イベントと飲食系イベントの2種類の提案がありました。体験型イベントでは、①偕楽園クイズラリー、②梅のアロマキャンドル作りのイベントが提案され、飲食系イベントでは、③UME bar、④スタミナラーメン、⑤梅ロンパンアイスや梅の花の形をしたメロンパンが提案されました。全グループがイベントのコンセプトやターゲットについて、調査に基づいた詳細な説明を行い、自分達でイベントを実施する際の手順や協力団体の必要性、さらにSNSを利用した具体的なプロモーション方法について提案を行いました。

参加者からは、「自分達では思いつかない斬新なアイデアである」「今日提案していただいたことを今後取入れていきたい」「SNSを利用したプロモーション方法について参考になる提案をいただいたが、その点に絞った提案を今後していただくと大変ありがたい」というような意見やコメントをいただきました。学生からは、「説得力のあるプレゼンテーションには十分な調査や分析が必要になる」「梅や偕楽園等、自分達に身近にあるものの魅力や可能性について再確認できた」というような感想がありました。

経営学科は、今後もこのような課題解決型学習(PBL: Project Based Learning)を積極的に取入れ、地域活性化に貢献できるプロジェクトを推進していく予定です。

報告会の様子

報告会の様子