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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2015年2月1日

経営学検定試験(第24回初級)に5名合格

経営学科の「経営学特論」(担当:村山元理教授)では、経営学検定試験(初級)の合格を目指した発表授業を進めています。この形式での授業は以前から別の科目の中で行っていましたが、昨年度に実施したカリキュラムの変更に伴って開設した「経営学特論」において、より深化させた形でこの授業を実施しています。今年の2年生からこの授業を履修することができます。

経営学検定試験は、経営学検定試験協議会(一般社団法人日本経営協会内)が実施している全国規模の経営学に関する唯一の検定試験であり、年に2度受験の機会があります。初級の主な受験者は大学生や新入社員です。初級試験は経営学に関する幅広い知識が求められ、大学生が合格すれば就職活動でも有利になることが期待されます。

常磐大学では例年秋の試験を団体受験しており、今年度は第24回初級試験(平成26年11月30日実施)を受験しました。受験会場は常磐大学ですが、県北・県央では唯一の受験会場となっているようです。

受験前の10回の授業で、テキストの内容をおおよそカバーしますが、過去問の自主学習が必要です。しっかり準備しないと合格は出来ません。今回は若干難易度が高かったのですが、常磐大学では5名が合格しました(初級の全国での合格率が44.5%)。

合格した学生の合格体験記を以下に掲載します。

  • ■経営学検定の勉強法

    国際学部 経営学科 2年 男子(鉾田第二高等学校出身)

    経営学検定の合格を目指し勉強をするに当たり、私が検定の勉強で重要視したのは経営学検定の過去問を解くことで検定の対策をたてることではなく、経営学検定のテキストを読み込むことでした。実際私は検定の過去問を勉強で使うのではなく、検定直前に模擬テストの位置づけで使用しています。何故このような使い方なのかというと、経営学検定の過去問を解くと検定でどのような問題が出題されるのか知ることは出来ますが、正直に言ってしまえば実用性はそれだけであり検定対策にはなりえないからです。経営学検定の問題は過去の問題に統一感がなくすべて四択問題になっています。四択問題では、どの記述がふさわしいかを問う問題が多く例え同じような問題でも文章の出題の仕方が違い、確かな知識がなければ問題のどこが間違っているか違いがわかりづらいです。そのため検定の過去問を解くよりもテキストを読み込んで知識を蓄えた方が効率的な対策が出来ると思い、私はテキストを読み込むことに勉強時間を使いました。