常磐大学・常磐短期大学ロゴ

経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2015年10月17日

3大学が連携した「秋の大収穫祭」に経営学科学生2名が参加

10月17日に、茨城大学・常磐大学・茨城キリスト教大学の3大学などが連携して例年実施している「秋の大収穫祭」が開催され、経営学科の学生2名が参加しました。

この収穫祭は、茨城大学で開講される実践型授業「プロジェクト実習B」を通じて結成された学生チーム「さとみ・あい」が、里美地区の地域活性化を目的として、例年、常陸太田市里美地区里川において、地元特産の里川カボチャの栽培と収穫を行うものです。

今年は、3大学だけでなく水戸農業高等学校の教員・生徒の参加があり、合計で30名以上が参加しました。

経営学科から参加した2名の学生たちの報告を以下に掲載します。

秋の大収穫祭

■秋の大収穫祭を通して得たこと

  • 国際学部 経営学科 2年 三宅真寛

    さとみ・あい主催の秋の大収穫祭に今年初めて参加した。まず、一つに驚いたことは日程を計画通りに遂行していることである。一人一人がプロジェクト実習に責任と自覚を持ち、他人任せにせず積極的に実行していることが素晴らしかったと感じた。

    荷見様のかぼちゃの収穫では、かぼちゃは土の上に実を成すことなど沢山の発見と茨城大学、茨城キリスト教大学、水戸農業高等学校との交流が深めることができた。レクレーションでは、里見地区の○×ゲームなどのイベントが楽しめることができた。チーム戦でのゲームで、他の大学や高等学校との交流をしながら里見地区の歴史を学ぶことができた。

    かぼちゃ料理試食会には、かぼちゃの羊羹やサンドウィッチがとてもおいしく他の生徒たちとの交流が深めることができ様々な情報交流をすることができた。

    横川の下滝への見学では、先日の雨で川の水が濁っていたが緑豊かでとても見ごたえがあり穏やかに感じられた。

    一日の中で、他の学校の生徒に楽しめるためによく日程が組まれていて、仲良く交流することができたことが感じられた。又、常磐大学で経営学を学んでいるため、このプロジェクト実習は街の都市開発などの応用にできる貴重な体験を学ぶことができた。

秋の大収穫祭

■常陸太田市、里見地区を訪ねて

  • 国際学部 経営学科 1年 桝田桃子

    今回の活動を通して、考えさせられることがたくさんありました。この活動に参加したきっかけも、自分の視野を広げ、スキルアップを図りたいと思ってのことだったので良い経験になったと思っています。

    今回訪ねた常陸太田市については、私が地理に疎いのもありどういったところなのか分かっていませんでした。ですが、企画主催の茨城大学さとみ・あいチームによる資料パンフレットで詳しく知ることができました。経営学科に所属する上で、このように相手に分かりやすく伝えられる資料作りは将来必要なことだと思っているのでとても勉強になりました。

    常陸太田市の第一印象は、とにかく自然に溢れているということでした。その中でも、カボチャ収穫のお手伝いをさせていただいた里見地区は自然に囲まれたどこか懐かしい気持ちを抱かせる場所だったと思います。里見地区には、たくさんの特産品があります。その中の一つ里川カボチャは、里川カボチャ研究会長の荷見さんの話によると、時代の流れで本来の里川カボチャが品種混雑により消滅の危機にあったようです。そこで7年前から種の保護を開始し、今年は4トンもの里川カボチャが獲れたとのことでした。他にも、自然を活かした農業や畜産、きれいな滝や温泉などその土地にあるものを活かし、町おこしにつなげています。山奥の町村といえば、ゴルフ場などを建設して森を切り開いてしまいがちだと思っていましたが、里見地区は自然を守ることで自分たちの強みも守っていることが分かりました。これから開催される【里見かかし祭】など、季節のイベントも盛り沢山なようなので今回だけでなく、また里見に行ってみたいと思います。

里川カボチャの収穫

里川カボチャの収穫

果皮が薄ピンク色なのが特徴的。甘くてポクポクとした食感です。

果皮が薄ピンク色なのが特徴的。甘くてポクポクとした食感です。

カボチャ料理の試食 左から カボチャペースト(パンに塗る)・カボチャの金平

カボチャ料理の試食
左から カボチャペースト(パンに塗る)・カボチャの金平

横川の下滝 迫力満点でした。

横川の下滝 迫力満点でした。