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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2015年10月22日・29日

「キャリア開発論」で山新の総務部主任および卒業生社員が講義

10月22日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社山新 総務部主任の塩原学氏をお招きし、山新の事業内容、組織編制、人事制度などについてご講義していただきました(一部は総務部の佐藤直子さんが説明されました)。株式会社山新は、茨城県を中心にホームセンターなどの「住」に関する事業を展開する、創業146年を迎える歴史ある企業です。「急成長より継続性」「全国制覇より地域密着」「大きい会社よりいい会社」という信念と、実力と人柄が評価される人事制度を知り、学生たちは、自分たちの住む町にある山新の店舗を思い浮かべながら納得した様子。講義のあとには、学生から在庫管理の工夫や、地域における他店との差別化のポイント、自主性・創造性を高める方法、地域密着の具体的な例などについて多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

翌週の10月29日には、常磐大学卒業生でもある入社2年目の若手2名の社員が授業を担当。現在スポーツ・レジャー用品担当として勤務している助川昌平さんは、「お客様とのコミュニケーションが一番大切。お叱りを受けることもあるが、一人ひとりのお客様のお役に立てた時に“ありがとう”と言っていただけることがやりがい」と語り、お客様と同僚から頼られる販売員になりたいとの目標を話していただきました。

現在サービスカウンターで時計やカメラなどを担当している石沢友紀さんは、「お店に来た人全員を笑顔にしたい」との目標をもって入社したことや、自分で狙って仕入れた商品が売り上げにつながったときのやりがいを語っていただきました。さらに、就職活動については、「情報戦を制した者が、就活を制す」との名言を披露するなど、これから就職活動に臨む学生たちにエールを送ってくださいました。

講義後の質疑応答では、クレーム対応で気を付けていることや、売り場作りで心掛けていること、仕事をしていて一番嬉しかったエピソードなど多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

入社2年目にもかかわらず、生き生きと自分の仕事の面白さを語る二人の先輩社員の講義を聞いて、学生たちは、やりがいをもてる仕事に就くことで、人は成長していけることを実感したようです。

山新の社員教育について講義する塩原主任

山新の社員教育について講義する塩原主任

学生からの質問に答える石沢さんと助川さん(中央の2名)

学生からの質問に答える石沢さんと助川さん(中央の2名)