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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2015年11月19日・26日

「キャリア開発論」でノーブルホームの人事担当者および若手社員が講義

11月19日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ノーブルホーム 総務部人事企画課課長の大竹祐次氏をお招きし、ご講義していただきました。

ノーブルホームは、水戸市に本社を置く創業22年の注文住宅メーカーで、県内に15の展示場を持ち、順調に成長を遂げている会社です。

この日は、大竹課長より、企業理念、事業内容、職種・組織構成、人事制度・キャリアパス、地域貢献活動などについて説明していただきました。求める人物像については、「まずは、素直さや一生懸命、気遣い、配慮、前向きさといった“心”が重要。そのうえで、知識・スキル、正しい考え方を身に付けていってほしい」と、スキルや専門知識よりも“人間力”の大切さを熱く語る大竹課長の話に、学生たちは深く納得した様子でした。

講義後の質疑応答では、他社と比較した場合の事業の特徴、研修の内容、学生時代の部活動の意義、学生時代に学んでおいた方がいいもの、少子化の影響と今後の事業展開、ライフプラン相談などの学生からの幅広い質問に対して、1つ1つ分かりやすく回答していただきました。

第2週の11月26日の講義では、前の週にもいらっしゃった大竹課長に加えて、経営学科を昨年度に卒業した人事企画課の山田恭平さんが登壇。ノーブルホームを選んだ理由や研修の内容、仕事のやりがい、今後の目標などを語っていただきました。「ノーブルホームでは、仕事をするときはしっかり集中し、楽しむ時には思いっきり楽しむメリハリがあります。教えて頂いた事、ご指摘頂いた事を素直に学び、向上心を絶やさない社会人になることが目標です。」と語った山田さん。入社予定の経営学科学生から現在の研修の感想も紹介されました。

学生たちからは、就職活動中に苦労したこと、企業研究で重視したこと、学生時代に身に付けておいた方がいいこと、どのような意識をもって仕事に臨んでいるか、やる気を失った時の対処、新人研修で苦労したことなど多数の質問が出され、大竹課長のフォローも入りながら、率直に回答していただきました。

入社1年目の新人であることを全く感じさせないほど、堂々としたプレゼンテーションや質疑応答をしている山田さんを目にした学生たちは、ビジネスマナーや社会人としての考え方を十分身に着けたうえで自分の特性に合った仕事に就くこと、知識やスキルだけでなく感謝や謙虚といった心の態度を身に付けることの重要性を学んだようです。

ノーブルホームの人事制度・キャリアパスについて解説する大竹課長

ノーブルホームの人事制度・キャリアパスについて解説する大竹課長

仕事のやりがいと目標を語る山田さん

仕事のやりがいと目標を語る山田さん