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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2016年9月23日

産学連携ツーリズムツアーに経営学科の学生が参加

9月23日に、茨城大学人文学部のプロジェクト実習の一環として産学連携ツーリズムセミナーが東京ビッグサイトで開催され、経営学科の学生2名が参加しました。

茨城大学のプロジェクト実習は、人文学部の鈴木敦教授、神田大吾准教授、教育学部の岩佐淳一教授が中心になって運営しているもので、茨城大学の就業力育成支援事業の一環として開講されているPBL(Problem Based Learning)授業です。

産学連携ツーリズムセミナー(主催:公益社団法人 日本観光振興協会)は、日本の大学・大学院、専門学校に在籍する学生を対象とする観光振興に関するアイデア、研究を募集し、優秀作品の発表と審査による表彰するセミナー。

この日は、以下の4つの学生チームが発表しました。

  • 1)山口県立大学 国際文学部 文化創造学科
    「歴食をたのしむ『一味同心』プロジェクト~街道をロングテーブルでおもしろくする~」
  • 2)東洋大学 国際地域学部 国際観光学科
    「カルチュラル・オリンピアードを利用した地域活性化」
  • 3)摂南大学 経済学部 経済学科
    「郷土愛が創る!温もりあふれる自然のホテル『グランピューラ』」
  • 4)文教大学 国際学部 国際観光学科
    「観光人材育成のための研究及び提言『学生×地域×観光 ~スチューカル・プロジェクト~』」

セミナーに参加した経営学科2年生の金田裕樹さんと小池海斗さんより、参加した感想が寄せられましたので、紹介します。

プレゼンに必要なこと

経営学科 2年 金田裕樹

数ある学校から勝ち抜いた4校ということもあり、全てのプレゼンが素晴らしかった。まず、4校共通して発表の際、みんな自信をもって発表していた。今の自分は、大勢が見ている中であんなに堂々とプレゼンするのはできないので、同じ学生として負けてはいられないと感じた。

私は、初めにプレゼンをした山口県立大学は、まず着眼点がすごいと感じた。外国のあまり知られていない文化に目をつけ、それを日本流に置き換えて行うというのは、よく考えられていると感じた。私も外国のことを日本流にアレンジできるような、応用力を身に着けたいと感じた。また、このプロジェクトは、内容が濃いにも関わらず参加費が1万5千円でとてもリーズナブルな値段で実現可能だとは驚きだ。プロジェクト実現のため、広い視野を持ち仕入れ値なども試行錯誤しながら計画されたのだと感じた。

三番目にプレゼンをした摂南大学は、グランピングという大きなプロジェクトをこれなら実現できるのではないかと思わせる計画性がすごいと感じた。グランピングは宿泊施設の中でも安価でできるとしても、維持コストがどうしてもかかってしまう。だが、ふるさと納税やクラウドファンディングに目をつけ解決した。また摂南大学は、観光事業所や地域住民の協力を募るなどプロジェクト実現のため根回しもしっかり行っており計画力が高いと感じた。プロジェクト実現のためにはここまでの綿密な計画が必要なのだと学んだ。

今後の私のプレゼンテーションのための経験値

経営学科 2年 小池海斗

今回、茨城大学の先進地実地研修に参加して私は他大学のプレゼンテーションや発表のレベルの高さに驚き、見習いたいと思った。

どのグループの発表も何回も練習を繰り返してきたのだと分かるほどしっかりと発表されていた。全てのグループに共通して言えることだが、パワーポイントには余計な説明文を入れず、写真やイメージのみで構成してあり、実際に言葉で内容を説明していた。私はプレゼンテーションをするときパワーポイントに余計な説明を入れすぎている、イメージ図を使用していないなと感じこれでは今回発表していた他大学の学生に社会に出たときに競うことができないと感じた。それゆえ、これからのパワーポイントの作成に今回の発表者たちのパワーポイントづくりに活かしていきたいと思った。

摂南大学のプレゼンテーションでは、男子が大きな声で発表を開始したため、会場全体がプレゼンテーションを聞く姿勢になっていた。声のトーンでプレゼンテーションをより有利に進めていくための技術なのだと感心しました。相手に届きやすい、相手の心を掴むような発表の仕方が自分のアイデアを相手に伝えるためには必要な技術であり、是非私も実践していこうと思った。

さらに、どのグループにも当てはまることなのだが、相手に興味を持たせる手法としてカタカナを使用するということである。私自身、無知なだけかもしれないのだが聞いたことのないようなカタカナを多く耳にした。そう言ったカタカナを使用することでプレゼンテーション内での響きがかっこよく聞こえるため、聴き手も楽しく・興味を持って聞くことができているのだなと感じた。

今回のイベントに参加したことにより、私自身プレゼンテーションの幅を広げることができるいい機会となった。

産学連携ツーリズムセミナーで学生の発表を参観する金田さんと小池さん

産学連携ツーリズムセミナーで学生の発表を参観する金田さんと小池さん