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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2017年7月23日

村山ゼミナールが日吉神社の祇園祭で神輿担ぎに参加

この日、常磐大学の地元梅が丘地区にある村社の日吉神社で祇園祭が挙行されました。水戸市見和2丁目にある日吉神社は、江戸初期の1644年に見和村開発の際に創建された神社です。祇園祭は、毎年7月の第四日曜日に行われています。

経営学科の村山元理ゼミナールでは、茨城県商工労働観光部中小企業課からの依頼を受け、大学の地元の商店会である見和見川商店会の活性化事業に携わっています。地域の歴史を調べる中で、日吉神社の神輿会である日吉神社御神輿同好会(日吉会)との縁が生まれました。

日吉会の方々は、高齢化が進み、神輿の担ぎ手が少なくなったことから、若い担ぎ手を切望していました。交流する中で、祇園祭の神輿渡御に常磐大学の学生さんたちを参加させてはどうかという要請があり、村山ゼミの2年生の有志4名が、参加することになりました。

7月16日に日吉神社で神輿担ぎの練習会があり、学生が3名参加し、リズムの取り方などを学びました。

7月23日の当日は、朝7時に境内に集合。学生たちは、日吉会の方々に教えてもらいながら、レンタルの半纏や帯を装着しました。ゴム付きの足袋は村山ゼミが負担しました。祇園祭では、渡御にあたり、摂社の素戔嗚神社の御霊を神輿に遷座する神事が宮司(田所清孝・水戸八幡神社宮司)たちによって執り行われました。なお神職の方々や神輿会の幹事たちはすでに境内の井戸で禊ぎを済ませました。

神事のあと、神輿はまず見和市民センターの駐車場に移動し、竿が通され、飾り付けが神輿に施されました。さらに参加者全体の記念撮影がありました。

9時に出発し、表町の平山税理士事務所の駐車場まで渡御して、一時休憩をしました。各休憩所で、飲料や軽食が提供されます。その後、神輿は、常磐大学の裏手の桜ケ丘団地入口、岩間淳郎様宅などで休憩しながら、町内を巡行し、見和市民センターに戻ってきたのは、午後3時すぎでした。

初めての神輿担ぎでしたが、学生たちは想像以上に重量がある神輿を最後まで担ぎ通しました。今回の学生による地域貢献は地元の方々からは大変感謝されました。終了後に参加した直会では、常磐大学の神輿同好会の設立を熱く訴えられました。

神輿担ぎの練習に参加

神輿担ぎの練習に参加

日吉会会長の木下様からのご指導

日吉会会長の木下様からのご指導

祇園祭当日に着付けをしてもらう

祇園祭当日に着付けをしてもらう

居並ぶ崇敬会の役員、田所宮司による神事

居並ぶ崇敬会の役員、田所宮司による神事

見和市民センターにて全体写真

見和市民センターにて全体写真

前側で担ぐ学生2名

前側で担ぐ学生2名

後ろ側で担ぐ学生2名

後ろ側で担ぐ学生2名

出発前に学生4名と村山教授

出発前に学生4名と村山教授

午後3時ころ、子供神輿と合流して、戻ってきた神輿

午後3時ころ、子供神輿と合流して、戻ってきた神輿。
背後は見和・見川地区の再活性化のシンボルである一周館ビル。
学生たちは肩が赤くなり、ヘトヘトになりました。