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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2018年1月18日・25日

「キャリア開発論」でケーズホールディングスの執行役員部長代理および若手社員が講義

1月18日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ケーズホールディングス 執行役員総務人事部部長代理の大槻ゆかり氏をお招きし、ご講義いただきました。

ケーズホールディングスは、家電量販店「ケーズデンキ」をグループで全国展開している大手小売企業です。この日は、経営理念、人事制度、キャリアパス、求める人材像についてご説明いただきました。

その中で大槻部長代理は、従業員や取引先を大切にしていることが認められ、2013年3月には「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」実行委員長賞を受賞したことや、2017年には家電量販店初・茨城県内初の「プラチナくるみん」子育て支援最高位、「えるぼし(第3段階)」最高ランク、「女性が輝く優良企業」最高ランクを認定されたことなどを紹介され、従業員を大切にする経営について具体的に説明されました。

講義後の質疑応答では、女性社員の人数、育児休業後の復職状況、有給休暇取得状況、社内でのイベント、プラチナくるみんへの取り組み、店長として大変なことなど、ケーズホールディングスに関心をもった学生から様々な質問が出され、一つ一つ詳しくお答えいただきました。

翌週の1月25日には、常磐大学卒業生である若手社員2人に授業を担当していただきました。はじめに、総務人事部課長代理の小池千鶴子氏が、前回の質問に対する補足情報を説明。その後、若手社員1人目として登壇した、入社2年目で水戸内原店勤務の草野祐太さんは、「お客様から“オススメは何?”と聞かれることが多い。そのときに自分が紹介した商品を気に入ってもらい購入してもらえるととてもうれしい」と、現在の仕事のやりがいなどを語っていただきました。

2人目として登壇した、入社4年目で水戸本店勤務の二川圭さんは、「接客では挨拶・笑顔・元気が大切。お客様が何を求めているかを聞き出すとともに、困っている同僚を助けるよう心がけている。これからは店全体を見る目をつけ、周りの力を巻き込みながら効率的な販売をしていきたい」と、日々の心がけと今後の目標などを語っていただきました。

その後の質疑応答では、希望する売り場、売れ行きの良くない商品の売り方、難しい仕事内容、上司からのアドバイス、商品知識習得の工夫、クレーム対応と気持ちの切り替え方法、就活での失敗などの質問が出され、お二人から丁寧にお答えいただきました。

生き生きと仕事へのやりがいと今後の目標を語る二人の卒業生社員の姿に触れて、学生たちは、従業員を大切にする職場環境のなかで安心して働いていく重要さを学んだようです。

ケーズホールディングスの人事制度・評価制度について講義する大槻部長代理

ケーズホールディングスの人事制度・評価制度について講義する大槻部長代理

仕事で使っている道具を紹介する草野さん

仕事で使っている道具を紹介する草野さん

現在の仕事のやりがいを語る二川さん

現在の仕事のやりがいを語る二川さん