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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2018年10月18日・25日

「キャリア開発論」でノーブルホームの人事担当者および若手社員が講義

10月18日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社ノーブルホーム 総務人事部 採用企画課課長の大竹祐次氏をお招きし、ご講義していただきました。

ノーブルホームは、水戸市に本社を置く創業25年の注文住宅メーカーで、県内に17の展示場を持ち、順調に成長を遂げている会社です。

この日は、大竹課長より、経営理念、行動指針、職種紹介、人事制度などについて説明していただきました。求める人物像については、「信頼される社会人とは、会社の風土と価値観に共感する力、人間力、成果を出す力を合わせ持っている人。そのなかでも、ポジティブさや一生懸命さといった心身の健康が基本になる。」と、社会人にとって“心”の部分の重要性を力強く語る大竹課長の話に、学生たちは認識を改めた様子でした。

講義後の質疑応答では、ノーブルホームの強み・弱み、販売数増加の理由、県外進出の計画と課題、研修制度の内容と特徴、ジョブローテーションの頻度、取引先企業の選定基準、新たな経営理念制定の効果、仕事での心がけ、希望する職種に就く可能性、営業目標の程度、人件費の割合、新卒採用の状況などの学生からの幅広い質問に対して、1つ1つ分かりやすく回答していただきました。

第2週の10月25日の講義では、経営学科を半年前に卒業して入社し、現在コーディネート課に配属されている米川綾莉沙さんが、大竹課長とともに登壇。米川さんは「会社の雰囲気の良さと、自分らしくやりがいを感じながら働ける会社だと考えて、入社を決めた」と、ノーブルホームを選んだ理由を語ってくださいました。また、現在の仕事内容を紹介しながら、1人前のインテリアコーディネーターと信頼される社会人という自身の目標などを語っていただきました。

質疑応答では、研修の内容と印象、メーカーとのやりとりでの苦労や課題、コーディネーターとして提案したい商品、入社後の心境の変化、仕事に関する勉強の仕方と勉強時間の確保、働く立場で感じるノーブルホームの良さ、休日の過ごし方、隠れたニーズを引き出す方法、コミュニケーション力を高める工夫、就職活動の内容など多数の質問が出され、米川さんより率直な回答をしていただきました。

就職活動で多くの企業を見た上で、自分の適性に合った仕事を選び、入社1年目からインテリアコーディネーターとして働くやりがいを、自然体で語る米川さんを目にした学生たちは、先入観にとらわれず、様々な企業のインターンシップや説明会などに参加して、自分に合った会社を選ぶことの重要さを学んだようです。

ノーブルホームの職種について解説する大竹課長

ノーブルホームの職種について解説する大竹課長

ノーブルホームで働くやりがいについて語る米川さん

ノーブルホームで働くやりがいについて語る米川さん