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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2018年12月19日

「第3回 常磐大学ビジネスアイデアコンテスト」の発表会を開催

12月19日の2時限目に、「第3回 常磐大学ビジネスアイデアコンテスト」がK棟308教室にて開催されました。

このコンテストは、(公財)茨城県中小企業振興公社のご協力のもと、常磐大学国際学部経営学科が開催したものです。3年生の必修科目である「ビジネス専門演習」の経営・マネジメント分野専攻クラス(担当:村山元理教授・菅田浩一郎准教授・鈴木将人助教)を履修する経営学科学生がチームを組んで、その年度のテーマ課題に対して、約7ヶ月間をかけてビジネスアイデアを考案します。

これまで、テーマ説明会(2018年4月18日)「かんらくヤCAFE」水戸店の見学会(4月25日)コンサルティング(6月21-22日)中間報告会(2018年10月17日)を経て、年末に行う最終発表会にて、各チームのビジネスアイデアを外部の審査員が審査して優秀なビジネスアイデアを選出し表彰します。

3年目である今回のテーマは、北茨城の地域活性化からグローバル展開する気鋭の経営者、株式会社メイズムランド代表取締役の蘆源柱様(茨城県北茨城市)から以下の3つの課題をいただきました。

  1. 同日に新規オープンした温浴施設「海の見える温泉施設」のイベント策
  2. 人材活性化策
  3. 情報発信の仕方

最終発表会であるこの日、授業の担当者の一人である鈴木将人助教の司会のもと、はじめに経営学科長である村山元理教授が挨拶しました。

今年度の審査員は以下の方々です。

審査員長 茨城県よろず支援拠点 チーフコーディネーター 宮田 貞夫 様
審査員 (公財)茨城県中小企業振興公社 常務理事 助川 和明 様
審査員 茨城県よろず支援拠点 コーディネーター 林 綾子 様
審査員 (株)日本政策金融公庫 水戸支店長兼国民生活事業統括 梅沢 光一 様
審査員 (株)茨城新聞社 理事・地域連携室長 飯村 雅明 様

テーマご提供は以下の会社です。

テーマご提供 (株)メイズムランド 代表取締役社長 蘆 源柱 様

総合的ご協力として、(公財)茨城県中小企業振興公社 新事業支援課 課長代理 山内 智裕 様にもご出席いただきました。

学生5チームがビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。チーム名(各班の会社名)とプレゼンテーションの題名は以下のとおりです。

チーム名 プレゼンテーションの題名
1班:スナオシ・コーポレーション 「ツアー計画―癒しを知ってもらう」
2班:(株)ラチャパット 「従業員が誇りをもって働ける環境づくり」
3班:オマタ・カンパニー 「長距離ドラバー天国」
4班:田中ブランディング 「湯かっぺ いくっぺ」
5班:(株)グッチ 「よっこらしょ常磐店」

すべてのチームのプレゼンテーションが終了した後、授業担当者の一人である鈴木将人助教の誘導によって審査員たちは別室へ移動し、厳正な審査が行われました。

審査終了後、K-308にて審査結果が発表。その結果、スナオシ・コーポレーションが優勝チームになり優勝カップが授与され、準優勝は田中ブランディングとなりました。

講評として審査委員長からはビジネスプレゼンにおいて社長がやってみたい案でないとダメなこと。棒読みの発表ではなく、実行を喚起するプレゼンでないといけないことが強調されました。優勝チームの案はよく市場調査してロジカルに立案したこと、準優勝チームも他での成功事例をもとに顧客誘導のモデル作りをしたことが評価されたとのことでした。中間発表から比べて格段に内容がよくなったとのことでした。

蘆社長からは自らも昨日Sバックコーヒーに呼ばれて自らの商品であるチーズケーキについてプレゼンをしたこと。ビジネスプレゼンをするチャンスが大学生として経験できることがうらやましいとのことでした。そしてよりとんがった案を作りだして欲しいとの激励をいただきました。

助川常務理事からは中小企業に産業振興の意義についてお話がありました。

この日の様子は、茨城新聞の記事「誘客アイデア競う」(2018年12月28日14面)で紹介されました。

最終報告会で、審査員と蘆社長を前に全体写真

最終報告会で、審査員と蘆社長を前に全体写真

2班のプレゼン

2班のプレゼン

3班のプレゼン

3班のプレゼン

5班のプレゼン

5班のプレゼン

準優勝した4班

準優勝した4班

優勝した1班

優勝した1班

蘆源柱社長からのコメント

蘆源柱社長からのコメント

宮田貞夫様からのコメント

宮田貞夫様からのコメント