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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年10月19日・20日

菅田ゼミナールが「ネスレ対味の素の比較分析」と題し、ときわ祭にて研究発表展示

10月19日・20日に開催された2019年度ときわ祭において、経営学科の菅田浩一郎ゼミナール3年生が、研究発表展示会を行いました。

学生達は身近な食品加工業と国際経営の関わりに関心を持ち、10か月近くをかけて世界的な企業であるネスレ社と、わが国を代表する食品加工業である味の素の調査研究を行いました。学生達はゼミで学んだI-Rグリッド(Prahalad & Doz, 1987)とトランスナショナル組織の概念(Bartlett & Ghoshal , 1989)を基本に「ネスレ対味の素の経営比較分析」という研究テーマの下、両社の組織、マーケティング、生産、R&Dや人事体制などを比較分析し、来場した方々に説明しました。

来場者には学生のご家族の方々、先生方や本学学生のみならず、他大学の学生などもおり、皆さん熱心に学生の説明に耳を傾け、また盛んに質疑応答を繰り返す等、活発なやり取りがなされました。

参考文献:
Prahalad, C. K., & Y. L. Doz (1987) The Multinational Mission: Balancing Local Demands and Global Vision. New York, Free Press.
Bartlett, C. A. & Ghoshal, S. (1989) Managing Across Borders: The Transnational Solution. Massachusetts, Harvard Business School Press.