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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年10月31日・11月7日

「キャリア開発論」で山新の総務部主任および卒業生社員が講義

10月31日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社山新 総務部主任の塩原学氏をお招きし、山新の事業内容、組織編制、人事制度などについてご講義していただきました。

株式会社山新は、茨城県を中心にホームセンターなどの「住」に関する事業を展開する、創業150年を迎える歴史ある企業です。「急成長より継続性」「全国制覇より地域密着」「大きい会社よりいい会社」という信念と、実力と人柄が評価される人事制度を知り、学生たちは、自分たちの住む町にある山新の店舗を思い浮かべながら納得した様子。講義のあとには、勤務地と配属先、配属後の研修制度、地域の声を聞く方法、社員の男女比、接客での心がけ、働き方改革の取り組み、部署内の雰囲気、新店舗建設の条件、AIの導入の可能性などについて多くの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

第2週の11月7日、経営学科の卒業生でもある入社1年目の若手2名の社員が授業を担当。現在、工具などのサブ担当として勤務している上遠野巧さんは、ホームセンターが生活に根ざした需要に応える業態としてのやりがいと、社員同士の雰囲気の良さに魅力を感じて山新に就職を決めたことや、将来は会社の中枢で活躍したいとの夢などを語っていただきました。

現在、園芸用品を担当している田中宏平さんは、学生時代の接客業でのアルバイト経験からお客様と向き合いながら地元に貢献したいとの希望から山新への就職を決めたことや、多くの商品に関する知識を常に勉強しながら売上目標を達成していきたいとの目標などを語っていただきました。

講義後の質疑応答では、商品勉強会の内容、仕事に慣れるための努力、通勤時間、入社前とのギャップ、就職活動での準備内容、面接でのアピール内容、接客で意識していること、植物を扱う際の注意点などの質問が出され、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

入社1年目にもかかわらず、自信をもって自分の仕事の面白さややりがいを語る二人の先輩社員の講義を聞いて、学生たちは、やりがいをもてる仕事に就くことで、人は成長していけることを実感したようです。

山新の人事制度について説明する塩原主任

山新の人事制度について説明する塩原主任

現在の仕事内容を説明する上遠野さんと田中さん

現在の仕事内容を説明する上遠野さんと田中さん