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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年12月7日

令和元年度「知財活用アイデア大会」に出場

12月7日に、令和元年度「知財活用アイデア大会」が開催され、経営学科の学生2名が一チームとして出場しました。

「知財活用アイデア大会」は、茨城県内の大学生に富士通やイトーキなどの開放特許を活用した商品アイデアを募集、支援機関がサポートしてブラッシュアップを図り、これまでの市場にない斬新な商品アイデアの創出を目指す大会です。平成27年より開催された茨城県における大会は5回目の開催となります。地域企業の活性化を通じて地域貢献に力を入れる株式会社筑波銀行が主催し、今回は日立市の日立地区産業支援センター(日立市西成沢町)の研修室にて開催されました。

この日の大会に参加したのは、県内3大学(常磐大学、茨城キリスト教大学、筑波学院大学)の学生3チーム。常磐大学からは、総合学部経営学科の村山元理ゼミナールの3年生2名が出場しました。惜しくも最優秀賞には届きませんでしたが、緊張感漂うなかで、堂々とした提案をし、質問にも答えていました。大会後の懇親会では審査員の方々から学生たちへ多くの激励の言葉をかけていただきました。

学生たちは、この日に向けて、熱心に取り組んできました。既報の通り、10月25日、11月22日に2度のブラッシュアップ会が開かれました。

大会では主催者で筑波銀行執行役員ビジネスソリューション部長の山田孝行様が審査委員長となり、審査員には知財を開放した富士通株式会社法務・コンプライアンス・知的財産本部知的財産イノベーション統括部ビジネス開発部部長の広瀬勇一様、同じ主催者の筑波総研株式会社代表取締役社長の野口稔夫様、筑波銀行外郭団体である筑波知的財産研究会会長(茨城電機工業株式会社取締役会長)の磯﨑公郎様、筑波知的財産研究会副会長(株式会社小峰製作所代表取締役)の小峰保信様、日立地区産業支援センター常務理事の菊野洋二様が務めました。その他、多くの方々が参加されました。なおこの大会の実現には、コーディネーターの筑波銀行ビジネスソリュ-ション部の鶴田裕一様には大変ご尽力をいただきました。またビジネスソリュ-ション部副部長の渡邉一弘様には日立駅にてピックアップをしてもらいました。

これらの取り組みを通して、参加した学生は企画立案力や課題解決力、プレゼンテーション力を大きく成長させることができました。また、地域の産官学金が連携した事業に関わることで、常磐大学の地域貢献に対する姿勢を示すことができたと考えています。


参加した学生の感想も以下に掲載します。

令和元年度 知財活用アイデア大会に参加して

高木 武司

12月7日に日立市で行われた知財活用コンテストに常磐大学の代表として出場しました。特許を用いてどのような商品を考えるかといった大会で普段の授業とはまた違った取り組みをすることができました。新商品を一から考えること、それについてのプレゼンテーションの準備をすること、社会人の方々に面と向かって発表することなど、学生の日常ではなかなか体験することのない得難い経験になりました。当日には筑波学院大学さん、茨城キリスト教大学さんからも学生が集まっており自分たちでは考えることのできなかったアイデアについても触れることができました。
関係者の方々とも交流することができたので人脈を広げることもできました。知財活用コンテストを通してさまざまな経験を行うことができたためこれを基により良い大学生活を送っていきたいです。

プレゼンする常磐大学チーム

プレゼンする常磐大学チーム

富士通の広瀬勇一様と日立地区産業支援センターの田中正弘様から激励を受ける学生たち

富士通の広瀬勇一様と日立地区産業支援センターの田中正弘様から激励を受ける学生たち

審査員の方々と常磐大学チームの記念撮影

審査員の方々と常磐大学チームの記念撮影