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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年12月18日

「第4回 常磐大学ビジネスアイデアコンテスト」の発表会を開催

12月18日の2時限目に、「第4回 常磐大学ビジネスアイデアコンテスト」がK棟308教室にて開催されました。

このコンテストは、(公財)茨城県中小企業振興公社のご協力のもと、常磐大学総合政策学部経営学科が開催したものです。3年生の必修科目である「ビジネス専門演習」の経営・マネジメント分野専攻クラス(村山元理教授・長谷川幸一教授・菅田浩一郎准教授担当)を履修する経営学科学生がチームを組んで、その年度のテーマ課題に対してビジネスアイデアを考案します。

テーマ説明会(2019年4月17日)、コンサルティング(2019年6月19日)、中間報告会(2019年10月16日)を経て、本日の最終発表会にて、各チームのビジネスアイデアを外部の審査員が審査して優秀なビジネスアイデアを選出し表彰します。

4年目である今回のテーマは納豆職人・納豆研究家として日本一の納豆を作り続けている有限会社菊水食品(茨城県日立市,菊池啓司社長)から以下の4つの課題をいただきました。

  1. 若年層(10代、20代)向けの新タイプの納豆商品
  2. 若年層を開拓するためのマーケティング方法
  3. 県民に納豆を再認識してもらう方法
  4. 当社のファンを作る購入型クラファンの内容

最終発表会であるこの日、授業の担当者の一人である菅田浩一郎准教授の司会のもと、はじめに経営学科長である村山元理教授が挨拶しました。

今年度の審査員は以下の方々です。

審査員長 茨城県よろず支援拠点 チーフコーディネーター 宮田 貞夫 様
審査員 (公財)茨城県中小企業振興公社 常務理事 助川 和明 様
審査員 茨城県よろず支援拠点 コーディネーター 林 綾子 様
審査員 (株)日本政策金融公庫 水戸支店長兼国民生活事業統括 梅沢 光一 様
審査員 (株)茨城新聞社 取締役 総務・労務・財務・地域連携・NIE担当 川上 俊也 様

テーマご提供は以下の会社です。

テーマご提供 有限会社菊水食品 代表取締役社長 菊池 啓司 様
有限会社菊水食品 取締役 菊池 計子 様

また、総合的ご協力者として、(公財)茨城県中小企業振興公社 新事業支援課 課長 山内 智裕 様、(株)日本政策金融公庫 水戸支店国民生活事業融資第二課長 森 貴行 様にもご出席いただきました。なお助川様は所用のためご欠席されました。

この日は、学生4チームがビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。チーム名とプレゼンテーションの題名は以下のとおりです。

各班のタイトル グループ名
1班:「高級納豆を使用した離乳食」 菊水食品支援機構
2班:「海外進出」 Super Beans
3班:「菊水広報部」 NTO法人
4班:「“やさしい”納豆」 タクトコーポレーション

すべてのチームのプレゼンテーションが終了した後、授業担当者の一人である菅田浩一朗准教授の案内によって審査員たちは別室へ移動し、厳正な審査が行われました。

審査終了後、K-308にて審査結果が発表。その結果、社長がすぐ実行できるアイデアを出したタクトコーポレーションに優勝カップが授与。準優勝は国際会議場での納豆の試食アンケートも行ったSuper Beansとなりました。

講評としてどのチームも中間報告会よりもさらに前進できたことが審査委員長からあり、菊池社長からもねぎらいの言葉がありました。

この日の様子は、茨城新聞の記事「おかゆ向け納豆パウダーV-常磐大で商品コンテスト-学生ら提案」(2019年12月26日14面)で紹介されました。

全員で記念撮影

全員で記念撮影

講評される菊池啓司社長

講評される菊池啓司社長

審査委員長の宮田貞夫先生

審査委員長の宮田貞夫先生

1班の発表

1班の発表

3班の発表

3班の発表

4班の発表

4班の発表

2班の発表

2班の発表