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看護学科ニュース【2020年3月~2018年】

2019年12月17日

2年次秋セメスター授業科目「ヘルスアセスメントⅡ」について紹介します

本科目では、2年次春セメスター授業科目「ヘルスアセスメントⅠ」で学んだフィジカルアセスメント(身体診察)技術を実践場面でどのように活用していくのか、特定の身体症状を訴える患者の事例を通して段階的に学修していきます。

具体的には、まず、事例の患者の背景(疾患、身体的特徴など)について、自己学修で確認します。次に、背景を踏まえながら患者の訴えを明らかにするためにどのようなフィジカルアセスメントを行うかグループワークで検討します。その後、事例の場面を再現したシミュレーションを通して代表グループが実践を行い、アセスメント結果を導き出します。最後に、代表グループの実践、得られたアセスメント結果、教員からの解説を通して、各グループで作成したフィジカルアセスメント方法の妥当性について振り返りを行います。

今回は、事例2「胸痛・胸部絞扼感」を訴える患者へのフィジカルアセスメント方法について、グループワークを行い、その後、代表6グループが発表しました。学生たちは、グループワークや代表グループの発表を通して他者の考えを知ることが、新たな気づきにつながり視点が拡がっていくことを感じながら学びを深めています。

シミュレーションの前に、担当教員から患者役のシミュレータの設定についてオリエンテーションを受けています。

シミュレーションの前に、担当教員から患者役のシミュレータの設定についてオリエンテーションを受けています。

グループメンバーで協力しながら、事例2で行うフィジカルアセスメントについて発表しました。

グループメンバーで協力しながら、事例2で行うフィジカルアセスメントについて発表しました。