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総合政策学科ニュース【2020年3月~2009年】

2019年6月4日

学生による「高校生向け選挙出張講座」を行いました

5月29日(水)、常磐大学高等学校において「高校生向け選挙出張講座」を行いました。
この企画は、常磐大学高等学校・水戸市選挙管理委員会事務局・常磐大学総合政策学部砂金(いさご)ゼミナールが合同で企画したものです。選挙権が18歳に引き下げられてから毎年実施しており、今年で4回目の開催となりました。

講座では、水戸市選挙管理委員会事務局による選挙に関する概要をお話しいただいた後、砂金ゼミナールの3年生(総合政策学部総合政策学科学生)による講義が行われました。学生による講義では、若者が政治に興味を示さないことにより進行する「シルバー民主主義」の現状や、昨年の主権者教育後に実施された茨城県議会議員選挙における当時高校3年生の行動調査(投票に行った人数や投票に行かなかった理由など)の調査結果報告を交えて、若い世代の政治参加の重要性について発表を行いました。また今回の発表では、「難しい話を楽しく聞いいてもらう」ことを目標として、選挙に関する○×クイズを取り入れるなど、学生のアイディアが取り入れられた発表となりました。

砂金ゼミナールの学生たちは、この日のために調査、話題の検討、発表資料作り、発表練習と、「高校生に伝わる講座」を意識して準備をしてきました。
自分たちが学んだ成果を他者に伝えることの難しさや、やり遂げた充実感を感じることができたのではないかと思います。

講座の後半では、前半の内容を思い出しながらの投票デモンストレーションを行いました。本物の投票用紙交付機や記載台・投票箱が用意され、あらかじめ選ばれた生徒13名が投票所での流れを体験し、選挙に対するイメージや選挙に行くことの大切さを考える時間となりました。
この講座は、茨城新聞(6月2日)でも取り上げられています。

講義

講義

講義

クイズ

投票デモ

投票デモ